MOTU

ワークフローを大幅に改善したDIGITAL PERFORMER 6!! 新作プラグイン&ソフトシンセも登場!!

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事前情報で『MOTUは今回のNAMMでは何も出さない』と聞いていたところに、さすがNAMM SHOW!

ビッグサプライズが起こりました!!

『DIGITAL PERFOREMER 6 』

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生粋のDPユーザーの私的には、最もテンションが上がった瞬間かもしれません!説明が始まりましたがこのデモンストレーター、かなり早口です(汗)

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それでは早速、気になる新機能に行きましょう!

・FINAL CUT PROとのXMLを使った連携が強化。

・TDMのフロントとしてDPを使用する際に、AUX、MASTER トラックにもTDMプラグインの後にRTASプラグインをインサート可能へ。

ここまでは一部のユーザーのみがうれしい新機能ですが、次からは全ユーザ必見です!

まず始めに、、、、、、DPマークが一新(笑)もう毎度の事ですね。インタフェースも全体的に角が取れて丸みを帯び、若干明るい色合いなった模様。良くも悪くもAPPLE専用のDAW感が高まりました。またアレンジ画面上でのズーム機能も一新されています。こういった細かい部分への気配りがMOTUユーザーの多さの理由かもしれません。

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ここからは本題!

『コンピングツール』

複数のテイクを録音したオーディオトラック (デモではギタートラックでした)で、各テイクの美味しいとこだけ集めて一つのオーディオトラックに仕上げる作業、通称コンピングのワークフローが飛躍的進化しました。

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従来のDPだと各テイクの視聴や編集等は毎回テイクを切り替えて行う必要があり、同時に複数のテイクを管理できませんでしたが、DP6では同一トラック上のテイクが縦に一列に展開されるようになりました。

ここで新しくTOOL BOXに追加された『コンピングツール』が威力を発揮します。一列に並んだ各テイクの欲しい所をコンピングツールで範囲を選んでワンクリック!一番上に用意されたコンプトラック(通称OKテイクに)に指定範囲がコピーされます。かなり簡単です!ここまで簡単だと積極的に、はたまた実験的に使用してみたくなりますよね!でも、日々の練習はしっかりしましょうね(笑)

新作プラグイン『PROVERB』『MW LEVELER 』

PROVERBは、MOTUのお家芸であるコンボリューションリバーブ!大量のIRが付属し、自分でも追加可能。

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低域、高域のイコライジング、PRE DELAYなどの調整も出来、何よりも低CPU負荷が売りとの事。デモの音量が若干小さめだったので、はっきりとた事は言えませんが、 かなりしっかりかかるタイプのリバーブでした。

MW LEVELERは、DPユーザーおなじみのMasterWorks社製の最新作。

2_MOTU_DP6_Lim.jpgMW EQなどサードパーティに決して負ける事のない良質なプラグインを提供し続ける同社の技術の粋を集めて、Teletronix LA-2Aをモデリング!?内部フォトカプラーの材質を始め、細部に至るまで一つ一つ研究を続け、LA-2Aにはなかったリリース等の調整機能を追加!実際の音は聞けませんでしたが、MasterWorks社製品、悪い訳がありません!

もう一つ!これ結構待っていたんではないでしょうか?

『BOUNCE機能の大幅アップ』

・BOUNCE時にソフトシンセをオーディオに変換する必要がなくなりました!

従来のDPだとソフトシンセを使用した場合、1度オーディオデータに変換しないとBOUNCE結果に反映されないという、最後の最後に『無駄』とも言える行程が控えてました。1トラックならまだしも、ソフトシンセを多用する方には一苦労、、、アウトをバスにまとめたり、フリーズトラックを使ったり、、、解決方法は人によって様々でしたがもうご安心ください!!

・マスターCDを制作するも出来ます!

一つのトラックに複数の曲を並べ、曲間の時間の調整、曲ごとにのレベルや音質を調整後、オリジナルのマスターを作る際に、DPだけでは難しくBIAS社PEAK PROやLOGICに同梱されているWAVE BURNNER等と併用されている方がほとんどだと思いますが、これもDP6だけで解決します!!上記の調整後にBOUNCEの画面で『MASTER CD』を選んで実行するだけで、PQ等のIDNEXが含まれたファイルが簡単に作成出来る様になりました。

この2つの機能だけでも、どれほどの製作時間を短縮出来るでしょうか!

この他にも初期設定でプロジェクトに使うファイル形式を細かく指定できたり、32Bitflotに対応など派手ではないが実用的な機能が多数進化していました!また、DP全体のCPU効率が相当向上したらしく この事に幾度となく触れており、うれしい限りです。発売時期は6月を予定との事。

DP6だけでもお腹いっぱいですが、なんと新作ソフトシンセまでも登場です!

『ELETRIC KEYS』

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『MACFIVE2 』『SYMPHONIC INSTRUMENTS』『 ETHNO INSTRUMENTS』

この数年、MOTU発表してきたソフトシンセにハズレがあった事がありましたでしょうか!

機能も収録されているライブラリーのセンスも他社製品に比べ一線を超えていましたよね、今回も期待を裏切りません!

エレピ、オルガン、クラビノーバ、メロトロン といったエレクトリックキーボードサウンドを過去最高とも言える大容量40GB以上!?も収録(24Bit/96Khz)!

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デモンストレーションの音量が若干小さめだった為に出音に関して詳しい事は言えませんが、エフェクト周りも充実しているので、これ1台で エレクトリックキーボードサウンドは完璧!という印象です!!こちらも待ち遠しい!予定販売価格$399

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ここにも Euphonix 『MC Mix』&『MC Control』発見!今回のNAMM SHOWではいろいろなメーカーのブースに展示してあり、期待値の高さが伺えます!

Euphonix 『MC Mix』&『MC Control』の詳細は1st Day Reportをチェック!

http://www.miroc.co.jp/namm2008/30

MOTU

http://www.motu.com/

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