MUSE
ソフトウェア音源をハードウェア化!
「自分の好きなソフトシンセをライブでばりばり弾きたい」そうお思いの方は多いと思います。コンピューターは進化し速度も毎年あきれるほどに速くなるし、オーディオI/Fも音質やレーテンシーは申し分ないくらい進化しました。
それでもスタジオやライブ等で実際弾くとなるとコンピューターとオーディオI/Fを持ってきてセットアップを始めたり、時々マシントラブルがあったり、オーソライズの問題もあったり、なかなかハード音源のように「スイッチ入れてポン」といかないのが現状です。
Muse Research社のReceptorはそうした悩みを解決するため、ソフトウェア音源をあたかもハードウェア音源のごとく使えるようにする2Uのハードウェアです。
今回Muse Research社のブースで展示されていたのは3機種。写真ではちょっとわかりづらいですが、写真上の青色のラックが通常のreceptor($2499)、その上に置かれている紫色のラックがFXPansionのBFDがインストール済みのBFD Turbo Receptor($2899)、写真下の緑色のラックがNative InstrumentsのKOMPLETE 5($3299)がインストールされたKomplete Insideです。写真では見づらいですが、年末に発表されたばかりのKomplete Insideには緑のボディに「KOMPLETE INSIDE」と誇らしげなロゴが入っています。
また、NAMM会場のあちこちでBFD Turbo Receptorとドラムトリガーを組み合わせてパフォーマンスを行う姿をみかけました。日本では現在あまり出回っていませんが、本国アメリカではユーザーもいて新しいシリーズも発売されています。こういった日本ではまずお目にかかれないハードウェアに触れられるのもNAMMショウの魅力といえますね。
以前から気になっていたが価格がネックだったため、今回期待していたが。・・・んー。まだ、高いなー。