GLYPH

ハリウッド御用達！スタジオ向けストレージメーカー

GLYPHは 日本での知名度はあまり高くありませんが、Seagate社製のドライブをFireWireで接続するタイプのハードディスク（主にスタジオ向けのストレージを）製作し、多大な信頼を得ている優良メーカー。FireWireで接続された1Uラックの中に3台のリムーバブルハードディスクを内蔵できるGT103というモデルが人気で、ディズニービジネスを始め、ハリウッドのスタジオでは多く使用されています。ドライブを簡単に交換でき、容量等のラインアップも160GBから1TBまで豊富です。
今回のNAMMでは、GT103がFireWire800に対応したバージョンを発表。ちょっと対応が遅い感がしますが、速度の向上が期待できます。
また、新製品として、RAID1に対応したGT062も展示。RAID1は、2台のドライブに対して同じデータを書き込み、1台がクラッシュしてもデータが守られるという形式の物です。RAIDに対応していないPro Toolsで使用するとサポート外になってしまいますが、他社製DAWやセッションデータのバックアップには最適といえるでしょう。

その他に2.5inchハードディスクを搭載したFireWire800&USB2.0ハードディスクの『PortaGIG』も展示されていました。

なお、値段ですが、GT103が$499、GT103に内蔵するハードディスクがGT-keyが160GBで$200〜、GT062は500GBで$450、PortaGIGは160GB@7200rpmで$544です。
日本のスタジオではLacieやI/ODATA等のハードディスクをよく見ますが、故障の話もまたよく聞きます。G-TechやGLYPHのような、スタジオ向けに設計された堅牢なハードディスクを使用してみるのはいかがでしょうか？
下の写真は私たち日本人にもわかりやすく説明してくれた社長のPhil Frenchさん。
GLYPH Technologies
http://www.glyphtech.com/