SPECTRASONICS

全世界待望の新作！NAMM2008の目玉の一つ！『OMNISPHERE』登場！

『STYLUS RMX』『TRIOGY』『ATMOSPHERE』 ソフトシンセという言葉が普及次第しだした頃から現在に至るまで、その使い勝手と比類なき音質で世界中のクリエーターの心強い『製作道具』を産み出してき たSPECTRASONICS社。同社が当日のこのタイミングまで極秘を貫いた発表という事で、早い時間のデモンストレーションに関わらずかなりの人が訪 れ、一時は混雑するほどに！

自信満々の笑顔のERIC PERSING（SPECTRASONICS社クリエイティブ・ディレクター）氏の口から、遂に新製品『OMNISPHERE』の名前が発表されたときに は、会場にどよめきが（笑）自社開発の新作エンジン『STEAM』を搭載した新シリーズ！勘のいい方はもうお気づきのとおり『ATMOSPHERE』の後 継ソフト！！ランダムに選んだパッチのサウンドですら圧倒的な音圧を感じます！

デモが進むうちに気がつきましたが、どうやらATMOSPHEREの単なる後継製品ではなさそう。早速、気になる詳細に触れて行きましょう！現時点 では来場者が実際に触れるデモは準備はされておらず、ここからはスタッフ澤田の感じたままを箇条書き方式でご覧ください。明日以降にデモが準備される事を 期待しましょう（笑）

・新しいライブラリは約30GB。Psychoacousticと名付けられたコア・ライブラリは、これまで聞いたどんなシンセサイザーよりもダイナミクスに富み、肉感的。

・インターフェイス は、ATMOSPHEREに比べより分かりやすく、複数のページを使用して細かいエディットが可能になりました。

・なんと8ティンバー！！

・最大32ステップの超強力なアルペジエイター内蔵 ！！しかもティンバーごとに別のアルペジエイターがかけられる！？しかもですよ、STYLUS RMXをお持ちの方にはさらに朗報！なんと、このアルペジエイター、同時に立ち上げている STYLUS RMXグルーブにしっかりと追従し、見事にフレーズのグルーブが噛み合います！！一見すると「珍しくないよ」と思われるかもしれませんが、リズムに絶妙に フレーズが絡み合う感覚は、実際に使ったらクセになりそう。STYLUS RMXからOMNISPHEREにドラッグ＆ドロップの簡単操作、デモを見る限りかなり強力な即戦力機能です！自分でグルーブを貯めている人には持ち通し いのではないでしょうか！？

・ ERIC氏いわく、これは最も重要な機能の一つである『VISUALIZER』搭載！メイン画面がオシロスコープの様に音に合わせて変化！ 『画面を見ているとただ楽しい』だけだそうです（笑）

・なんと、、、ATMOSPHEREの１０倍以上！？のサウンドが収録されている『OMNISPHERE』お目当てのサウンドにたどり着くのも一苦 労！もちろんこれも解決済み！新しく搭載されたブラウザーは、まるでiTUNESの様にと言ったら解りやすいでしょうか？ 左から、カテゴリー、雰囲気、ジャンルみたいな感じでどんどん絞り込んでくれます。さすがアメリカ、所々聴かしてくれるデモサウンドが鳴る度にまたまたど よめきが（笑）なんとこのブラウザー、シャッフル機能付きで、使う度に新しい感動を与えてくれそうですね！

・新エンジン『STEAM』の新機能の一つ『LIVE MODE』

あらかじめ複数のサウンドを読み込んでおき、それそれの音をを切れ目無く切り替え可能。例えば、最初にパッドを流し、その音にリバースディレイのピ アノを重ね、その上にストリングスを、、、使ってるうちに様々な使用方法が見つかりそうです。演奏をしながら新しい曲のイメージを固める、というときに重 宝しそうですね。

・『STEAM』第２の新機能『STACK MODE』

複数の音色で自由自在にレイヤーが組める様になりました！音質の大幅な向上はもちろん、より実戦的な機能が盛りだくさんの STEAMエンジン！次なるシリーズのリリーズが待ち遠しいです！

OMNISPHERE、STEAMエンジンの更なる詳細情報はこちら！

http://www.spectrasonics.net/omnisphere_teaser/
今回のデモンストレーションで一番感じたのは SPECTRASONICS社のスタッフの皆さんがとても楽しんでソフトを作っているという事でした。OMNISPHEREには、スタッフ自作の楽器の音や端からみたらかなり馬鹿げた実験の産物が大量に収録されています。

ERIC氏のデモンストレーションの中から、その奇抜かつエキサイティングなMovieをご紹介！

一番のいたずらっ子発見です。ディエゴさんの犯行をMovieで押さえました！彼が作ったサウンドの製作過程になります。彼は至ってまじめに働いてます（笑）

フィラメントが奏でる・・・から、バーニングピアノまで・・・お楽しみください。

あれっ、TRILOGYは、、、、、、？