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1st Day Report / McDSP
コンボリューション・リバーブ・プラグイン「Revolver」が、いよいよ来月発売予定!
昨年のAESでも発表されたコンボリューション・リバーブ・プラグイン「Revolver」が、いよいよ来月発売予定!さらにMcDSP完全バンドルも発表! McDSPのブースでは、昨年のAESでも発表されていたコンボリューション・リバーブ・プラグイン「Revolver8リボルバー)」をメインにデモをしていました。 コンボリューション方式のリバーブ自体は既に目新しさは無く、何種類もの製品がひしめき合っている中でわざわざリリースするのには、やはり"それ相応の"自信があるからなのでしょうか? 実際にブースで動作中のRevolverを試聴すると、リバーブの長さをIRレベルで調整する「Length」つまみ、リバーブの前/後に自由に挿入可能なEQや、ホストのテンポにシンク可能なポスト・ディレイを備えるなど、その実用的な機能の搭載と、しっかりした動作を実現していました。。

しかし、何より魅力的なのは"肝"であるリバーブ・プリセットのセレクションでしょう。Halls、 Rooms、Plates、Chambers、Gatesといったカテゴリ分類の中には、AMS、AKG、EMT、Lexicon、T.C. Electronic、Yamaha、Eventide、 Rolandなど歴代のリバーブ名器のプリセットが並び、そのプリセットの完成度=リアリティは、実機を知っていれば間違いなくニヤリ◎ 実機を知らなくとも、ジャンルを問わず様々な楽曲で使用されている馴染みのサウンドなので、「あっ!これこれ!」と思うのでは?しかも、ブースデモで試す限りでは、プリセットの切り替え時に"切り替えノイズ"が発生するどころか、音が途切れる事すら無いのも、凄いところですね。 歴史あるxxxの教会、有名なxxxスタジアム...といった用途が限定される派手なプリセットばかりがフィーチャーされてきた従来製品と異なる様は、コンボリューション・リバーブというエフェクターが成熟され、普通に使われるようになってきた事の証のように感じられました。 ちなみに、プリセットの中には「McDSPのオフィスビル」なんていうシャレのきいたプリセットも。。製品版にも入っているんでしょうか?笑

McDSPではその他に、前述のRevolverを含めたMcDSP社の全プラグインをバンドルした「EMERALD PACK(エメラルド・パック)」も発表。グリーンがテーマの同社ならではのネーミングですね。こちらも間もなく発売で、予価は30万円台との事。ProToolsシステム導入の際は必ずといって良いほど一緒に導入される定番のTDMエフェクトのバンドルだけに、単品合計と比べた際のこの安さは驚きです。 バンドルではもう一つ、ProTools RTASフォーマット版の「LEシリーズ」にも、新登場のRevolver LE、Analog Channel LE、Synthesizer One LEと、単品でも発売中のFilterBank LE、CompressorBank LE、Chrome Tone LEまでをバンドルしたお得な「Project Studio」も間もなく発売との事です。
McDSP:http://www.minet.jp/mcdsp/