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1st Day Report / APOGEE
ハイエンドAD/DAコンバーターのAPOGEEが遂にネイティブ環境用I/Fを本格的に発表!
今回のNAMM SHOWでも話題の的!Apogeeから本格的にネイティブ環境用I/Fが登場です。プロダクトは、EnsembleとSymphony 。Symphonyは、久しぶりにこの業界に登場するハイエンドAudio I/Fです。Appleブースで展示されていることを考えると、PCI EXPRESSへの対応を含め、ネイティブパワーを最大限に引き出す方法が入念に準備されてきた様子がうかがえます。
 まず一機種目のEnsembleはFirewire 400フォーマット採用のオーディオI/F。基本スペックは24bit/192kHz対応、デジタル・コントロール・マイクプリ4基を含むアナログ8IN/8OUT、ADATオプチカル、S/PDIF、Word Clock I/O搭載。Apogee伝統の"SoftLimit"、"UV22HR"機能搭載。Mac OSXにCore Audioドライバー標準搭載により、Mac対応のアプリケーションのほとんどで使用可能。 会場で見た本体やロータリーエンコーダーの質感は、今までに無いデザインのインプットメーターとともに、非常にクールな印象を持ちました。Retail Price 1999ドル、2月発売予定。


Quicktime Movie
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また、Apple Logic Proには「Apogee Control Panel」が標準搭載され統合が図られています。「Ensemble is the first and only multi-channel audio interface that is fully integrated into Logic Pro」と表現されており、マイクプリやアウトプットのゲインからSample/Bitレート、"SoftLimit"のON/OFFまでLogic側から全てをコントロール可能。

様々な形でCUEモニターにも対応可能。

画面は、logicからのコントロール。その他のアプリでもコントロール・ソフトウェア「maestro」(下写真)によりインプット/アウトプットのルーティングからマイクプリのゲインなど各種設定をコントロール可能。アウトプット・フォーマットは、STEREO/5.1ch Surround/7.1ch Surroundから選択可能で、5.1ch Surround/7.1ch Surroundの場合でも、全面右側のロータリーエンコーダーで全チャンネルのボリュームを一括してコントロール出来、大変便利。


Apogee Symphony :2機種めのSymphonyは、Apogeeの品質と、その持てる力を最大限に詰め込んだモデル。品質は、ProTools TDM環境と互角に競えるレベルにあるホストベースシステムです。近年のCPUのパワーアップを考えると制作環境をネイティブで行っても余力すら有る状態。そこにApogee品質のI/Oを構築出来れば怖いものなし?!かもしれません。

構成は、PCIe採用のサウンドカードで、1枚につき32chのデジタルI/Oが可能、Apple G5に3枚搭載する事により最大192chのオーディオ転送が可能。Digidesign Pro Tools HDシステム比べ、安価で多チャンネル・システムを構築する事が可能になり、コンピュータのCPUが更にクロックアップしてくると、ネイティブ環境のシステムが、DSPベースのシステムに置き換わってくる事を予見させる製品です。Retail Price 795ドル、2月発売予定。



AD-16X/DA-16X等に搭載可能なSymphony用I/OボードのX-SymphonyはRetail Price 195ドル、2月発売予定。