Roland Amazing ControlシンセサイザーV-Synth
Fantomの後継機Fantom-S/-S88も同時に発表

NAMM会場の中でもその大きさに圧倒されるRolandブース。Rolandでは新製品目白押しで、今後のリリースが非常に楽しみです!!

 会場で配布される新製品Productカタログのトップに記載されている新製品がここ数年のRoland製品の集大成といった感のあるV-Synth。V-Synthは、61鍵シンセでマルチ・オシレータ機能に300を超えるPCM波形のアナログ・モデリングサウンドを装備、24ヴォイスを実現、VPシリーズでお馴染みのVariPhrase機能、ライブ演奏等で人気のTwin D Beamを搭載。COSMによる多彩なモデリング。そしてTIME TRIP PADと名つけられたXY PAD。スクリーンは、タッチスクリーンを採用。USB PortとPC Card接続部を標準搭載。USB接続により簡単にコンピュータ上にHDのようにマウント可能。そこでWAV/AIFFファイルのコンピュータからのインポートエキスポートが自由自在。2ステレオ・ライン、ステレオMICインにS/PDIFのデジタル I/Oを装備。北米でのリテイル・プライスが2695ドルを予定。北米・日本ともに今月下旬発売を予定。
 Fantom-Sは76鍵仕様、Fantom-S88が88鍵(プログレッシブ・ハンマー・アクション)仕様。旧Fantomとは大きく違う点2機種共通で全く新しい64MBの波形、パッチとリズム・セットを搭載。16ヴェロシティ・センシティブパッドで簡単にサンプルをトリガーできます。もちろんSRXボードも最大で4枚まで増設可能。また、新しいサンプリング機能としてSkip back Samplingと呼ばれるフレーズの開始ポイントをさかのぼってサンプリングできる機能が追加されています。これによりgoodアイディア浮かんだ瞬間の記録が残るというわけです。
 Performance Keyboard VR-760は、VKシリーズのVirtual ToneWheelと同等の機能を搭載、もちろん9本のドローバーも装備。同社のFP及びRDシリーズのクオリティはそのままにCOSM機能による新たなエレピ音源も搭載。更にD Beam搭載でその名の通りライブなどでの使用にはぴったりのキーボード
 Realtime Orchestrator Discover5は、SMFファイルをリアルタイムにマニピュレートすることが可能なキーボード。更にハーモニーを生成するための90プリセットを超えるヴォーカル・ハーモナイザー機能を搭載。本製品もD Beamを搭載。