遂にAKAI SOFTSAMPLER VZ8のリリースをアナウンス
モックアップながらDSPプロセッシング・エフェクトX1REDを展示

 AKAIブースではZシリーズのサンプラーはもちろんのこと、アメリカでは人気のDPS24、既発5種のVSTプラグインそしてMPCシリーズを展示。ハードウェア・サンプラーのイメージが強いAKAIよりソフトウェア・サンプラーVZ8の登場は驚き!?

 AKAIの新製品VZ8は、Windows(VSTi) & MAC OSX(Audio Units)対応ソフトウェア・サンプラー。24bit96kHz対応、最大64ヴォイスそしてオーディオ・アウトは16CH.までが可能な本ソフトは、現行のak.Sysソフトウェアとリンクしての使用となります。波形の編集等は従来通りak.Sys上で行いその後データをVZ8に移動、いままでハードウェア上で実現可能だったことをVZ8上で行うこととなります。ユーザーインターフェースも非常にシンプルでAKAIのサンプラーに慣れた方なら使用方法の難しさは少ないと思います。北米でのリテイル・プライスは399ドルを予定。
 またAKAIスタッフも当日到着したためにその詳細が分からないとコメントされたDSPプロセッシング・エフェクトX1REDが展示されています。既に発売となっている5種のVSTプラグイン(Deca Buddy,Pitch Right,Rotator,Quad Comp & D.C. Vocoder)機能を搭載し、USBケーブル経由もしくはオーディオ経由によりエフェクトをかけることが可能とのこと。