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3rd Day Report / YAMAHA
注目のモニターMSP Studioシリーズの他、充実したデジタルミキサー・ファミリーを展示!
このメーカーのオススメはコレ!
HS80M

MR-1000大きなブースを構えるメーカーが少なくなってきている中、ゆとりのある空間に、自慢のデジタル・ミキサー群をまんべんなく展示していたYAMAHAは、スタジオ・モニターの新作、MSP5 StudioおよびMSP7 Studioが注目を集めていました! HSシリーズが好評なのを受けて、よりニアフィールドとしての性格を強め、定番として長く君臨したNS-10M Studioの後継機種にふさわしいモデルに仕上がっています。

トップラインに位置するMSP7 Studioは、6.5インチのウーファーに80W、1インチのドーム・ツィーターに50Wのバイアンプ方式を採用しており、ナチュラルに低域から高域までバランスよく鳴るようにチューニングされています。ユニット部は、コンピューター本体やディスプレイの磁気からノイズ成分をシャットアウトする為に、シールド加工が施されており、エンクロージャーは周波数特性の乱れを防ぐためのモールド加工と、ツィーター搭載部のラウンデッド・バッフル化により、より正確なモニタリングが可能になっています。 より小型のMSP5 Studioは、プロジェクト・スタジオ等の使用も考慮に入れた作りになっており、MSP7 Studioゆずりの、5インチ・ウーファーに40W、1インチ・ドーム・ツィーターに27Wのバイアンプ方式を採用、ユニット部のシールド加工も行われています。業務用機器との接続性を持たせる為に、双方ともXLRのコネクターが用意され、MSP5 Studioにはフォーン入力の他、トリムレベルも搭載されています。 2chステレオでの使用はもちろん、10インチ・ウーファーを180Wの高出力で駆動させる、サブウーファーSW10 Studioをシステムに加えての2.1chシステム、もちろん、サラウンド・サウンドにも対応させることが可能になっています。 2.1chという考え方は、あまり一般に普及していない印象があるかも知れませんが、意外に、合理的なシステム構成が可能な場合もあり、これからのスタジオ・モニタリングに一石を投じるかもしれません。

の他、豪華に並べられたデジタルミキサー用のエクスパンション・ボードも展示されており、コンスタントに導入が進むポストプロの他、SR市場はもちろん、あらゆる場面に十何に対応しようと言う姿勢がはっきりしているように感じられました。