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3rd Day Report / MANLEY LABS
ハイブリッド2chマイクプリ、TNT(Tube & Non Tube)を発表!
このメーカーのオススメはコレ!
SLAM !

高品位なチューブ・アウトボードを数多く世に送り出しているMANLEY LABSが、1Uラックサイズに真空管&ソリッド・ステートの両回路を搭載した、TNT(Tube & Non Tube)を発表!早速ブースに展示されていました!いままでは、TubeはMANLEYで、Solidi-StateはLangevinでというのが通例となっていましたが、今回は例外の様です。

MR-1000

TNTは、当社でもデモ機のお問い合わせが絶えない、SLAM!のマイクプリアンプをそのまま搭載したチューブ・チャンネルと、設計を手がけるハッチソン氏の手による、オールドNEVEコンソールにヒントを得た新設計のソリッド・ステート・チャンネルを搭載する、1U2ch仕様のマイクプリアンプになります! チューブとソリッド・ステート と全く異なるマイクアンプを搭載するものの、自社製のトランスを搭載していることは相変わらずとなっています。 一般的に、チューブのウォームな音質に比べて、トランジスターのクリーンな音というイメージがあるかもしれませんが、TNTは、60~70年代の雰囲気を再現する為や、グランジ風のサウンドを出す為にトランジスター回路を用いているようで、サブハーモニックの強調されたNEVEサウンドが期待できそうです。AESに間に合わせた量産が行われているようで、早速注文を入れたい方も多かったに違いありません!

同時に展示されていた、Langevin Mini-Massive Stereo EQは、Massive Passveの回路構成を受け継いだ姉妹機になるニューカマーです! 一見しただけだとわかりづらいかもしれませんが、1ch毎にロー/ハイ・フリーケンシーEQが備えてあり、4バンドのMassivePassiveとはずいぶん違う印象です。しかしながら、周波数ポイントとベルカーブの見直しが行われており、Massiveの名に恥じないイコライジングを実現しているようです。それでいて、Massive Passiveの半額程度の価格と、1Uラックサイズのコンパクトさを誇る、コストパフォーマンスの高い商品に仕上がっています。こちらもAESにあわせた生産がなされていたようです! イヴァンヌ・マンレイさん直々に来場者に配るステッカーを並べるなど、家族的な雰囲気の中で、真剣にもの作りに取り組んでいる姿勢が見えて、信頼できるメーカーなんだと思えました!