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3rd Day Report / Antares
ピッチ補正プラグインのワールド・スタンダード、Auto-Tuneが待望のメジャー・バージョン・アップ
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AVOX With AutoTune 4 TDM

MR-1000ピッチ補正プラグインのワールド・スタンダード、Auto-Tuneが待望のメジャー・バージョン・アップを果たしました! AntaresはAES会場内にはブースを構えてなかったのですが、同時開催のDigiWorldの「デベロッパー・パビリオン」に出展していました。 Auto-Tune 5の新機能の目玉は、何と言ってもAutoモードに備わった「Humanize」パラメーターでしょう。これは元ソースに自然なビブラートがかかっているとき、短い音に対してだけRetuneを自動的に速く設定できるというもの。なにやら複雑ですが、要はちょっとした音程の揺れまでは補正せず、ある程度の人間くささは残すことができる……というパラメーターです。もちろんソースに合った設定が必要ですが、デモを聴いた限りではかなり使えるものでした。また、「Natural Vibrato」というパラメーターも新たに備わり、元ソースのビブラートを“同じ揺れ具合で”強調できるようにもなってます。

Graphicモードではピッチ・エディット・ディスプレイが広くなったのが大きなトピックでしょう。シンク・ソースもインターナルとDAWソフト側のクロックを切り替えられるようになり、エディット時の操作性も向上しています。TDMユーザーにとって嬉しいニュースは、TDM版がすべてのネイティブ・フォーマットに対応したこと。これまではRTASでも使いたい場合は、パッケージを2つ購入する必要がありましたが、今後はTDM版だけですべてのフォーマットが使えるようになったわけです。Auto-Tune 5は間もなくリリースされるとのことです。

カメオインタラクティブサイト
http://www.cameo.co.jp/

Antaresサイト
http://www.antarestech.com/

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