ますますサラウンドに対する要望が高まる制作環境の中で、beyerdynamicより、サラウンド・ヘッドフォン・モニタリングシステム、HEADZONEのデモが行われていました。 HEADZONEは、インターフェイス・ユニットHEADZONE BASE PRO、ヘッドフォンユニットDT 880 PRO HT、専用のコントロールソフトHEADZONE SOFTWAREで構成されており、ドライバーは、ASIO/WDM/Core Audioに対応、HEADZONE BASE PROにDT８８０PRO HTを接続すると言う手順でモニタリングを行います。 HEADZONE BASE PROは、1Uハーフラックサイズの筐体に、5.1chに対応する6アナログ入力（RCA）、デジタル入力としてFireWire端子を（5.1デジタルはFW入力のみ対応）持っており、電池での駆動も可能となっているようです。

デモ機ではMac miniが使用され、FW接続でLogicでのモニタリングを行っていましたが、一目瞭然のインターフェイスでオペレートに迷うこともなく、簡単に使用することができます。 わかりにくいかもしれませんが、画面に表示されているフィギュア上に配置されたスピーカーの位置を、任意に変更することができ、各スピーカー位置をぐるぐる回しながら、センターを真後ろに持っていくことも可能です。 その効果は絶大で、ヴァーチャルな音場再現だとわかっていながらも、感嘆の声をあげずにはいられませんでした！ サラウンド収録が増えてくることが予想される現状から考えると、今後ますます需要の大きくなる分野かも知れません！$2500で近日発売予定！

beyerdynamicサイト www.beyerdynamic.com

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