2nd Day Report / M-Audio(ハードウェア)
M-AUDIOからギター インターフェース The Black Box新登場

POD、V-AMP、Guitar-Rig等、ギタリスト用アンプモデリング製品は、沢山ありますが、M-Audioもこのカテゴリーに製品をリリース。既にPODの魅力に取り付かれている私も興味深くデモに見入りました。アンプやキャビネットのモデリングのグレードを追求している製品ではなく、周辺機能の充実に製品特徴を持つ製品だなぁというのが、私のファーストインプレッション。他メーカー製品と差別化を図らないと目立ちませんからね。ギターアンプは、Marshall、Fender、Mesa Boogie、VOX等12個、標準的ラインナップ。他製品に見当たらないのが、ドラムマシーンを内蔵してること。99のパターンがあり、BPMチェンジ可能なので、ギター練習用として便利そうです。内蔵エフェクターはRoger LinnのAdrenalinn DSPテクノロジーを採用。トレモロスピード等は、設定したテンポに自動でシンクできるようになっています。ステージではそれほどシビアにならない問題ですが、レコーディングでは便利な機能です。コンピュータとはUSBで接続可能。オーディオI/Fとしても使用可能。発売は2月予定、$299です。

http://www.m-audio.com/index.php?do=products.namm_blackbox


QT MOVIE開発ヘッドのJack Nuzbackデモがご覧いただけます!

MIDIコントローラーに付属するタイプのオーディオインターフェースはUSB接続ばかりですが、OzonicはFirewire接続。今までなかったのが不思議なくらいですが、M-Audioが来週からアメリカで発売開始します。4X4のアナログ入出力、ファンタム電源付きマイクプリも内蔵。コントローラー類はこれまでの製品を踏襲しているようですが、やはりFirewireになったことで、コンピュータ間の転送速度のアップが、一番の特徴でしょう。

http://www.m-audio.com/products/en_us/Ozonic-main.html

写真下のKeystation 88esは、88鍵ピアノタッチのMIDI鍵盤です。USBバスパワーでも動作可能。USBオーディオ インターフェースも内蔵しています。日本での価格は3万円以下になりそうなので、予想よりリーナズブルな製品です。

M-Audioの鍵盤といえば、MIDI入力用の鍵盤ばかりでしたが、音源内蔵のタイプが初めて登場します。PRO KEYS 88はGMEDIA等のサウンドモジュールを内蔵。写真に映っているスタッフの方には、ピアノ、エレピ等いくつかのサウンドを切り替えながらデモをお願いしました。シーケンサー機能も内蔵しています。春頃の発売予定とのことです。

既に発売されているFast Track USBですが、付属するソフトウェア、GT PLAYER Expressのデモンストレーションを、現地スタッフにお願いしました。ギターに特化したソフトウェアで、Fast Track USBにギターをダイレクト接続し、GT PLAYER Expressのギターアンプシュミレーターやエフェクターで音作りを行って、演奏をコンピューターにレコーディングできます。録ったリフをループさせ、ソロをオーバーダビングしたりと、練習や曲作りに便利。ビギナーにはもってこいの価格と内容です。

マイクを2つ紹介。両方とも6ミクロンの金蒸着ダイヤフラムを持つ、FETコンデンサーマイク。Pulsarは、楽器に特化したマイク。ARIESはハンドヘルド型コンデンサーマイクで、ボーカルに特化したモデルです。
M-AUDIO サイト http://www.m-audio.com/

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