ブースではLogic Pro7を大フィーチャー。デモブースでは、常時沢山の人が席を埋め、スクリーンに熱い視線を送っていました。Logic Pro7のオーディオ分散処理機能をデモするために、ギガビットイーサーネットで接続されたラック仕様のXserve クラスターノードモデルが数台ラックマウントされています。科学計算等の分野では、すでに確立され、多く利用されている技術を、Logicのオーディオ処理に使うことによって、1台のマシンにかかる負荷を分散することが可能。マシンを買い替えても、これまで使っていたマシンにオーディオ処理のお手伝いをしてもらえるというわけです。CubaseでもVLINKによって同様のことが可能ですが、APPLEのアピールによって、どこまでこの技術が知れ渡るか興味あるところです。新しく出たMac-Miniをこのために買い足すのもいいアイデアかもしれません。プラグイン用DSPカードを買うのと同額程度、もしくはそれ以下の値段で、CPUのパワーを分散できることができそうです。
APPLEは別会場で、食事、飲み物を用意し、カンファレンスを開催。iPod Shuffleが出たばかりなので、その辺りの話題になるかと思いきや、主に、GarageBandとLogic Pro 7のアピール、また、GarageBandとLogic Pro 7の親和性のアピールに終始する内容でした。少し、サプライズな発表もあるかなと期待していたんですけどねぇ、Logicのプレゼンが終わると、あっさりカンファレンスは終了しました。ただし、会場でのアナウンスでTIGER(時期OSX)では、CORE AUDIOに二つのFW I/Fがつながることをアナウンス!多様なハンドリングが可能となります。
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