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私、驚きました。まず操作感に対する徹底的なこだわりは元DSPの開発者が6年もの月日を費やし生み出したもの。大きいデジタルコンソールだと、アナログ同様エンジニアは左右に動いて操作する事があります。その度にモニター位置（つまり音を聞いている位置）がずれる問題を解消したのがアーチ型の部分。 |
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これ、ARCテクノロジーという名のメーター兼スキャナーなのです。ドラフティングテープに見える部分はホワイトボードで、ここに書いた直筆のものが手をかざすだけでフェーダー上のパネルに表示されるのです。その一連の操作は１秒かかりません。 ソロの選択／解除、グループ作成／解除、96チャンネルの96セグメント（=9216ch！異なるアプリケーションにチャンネルをアサインする事もできます。）の切り替え、これらの作業を頭で考えるとき、動く視線の多さ／ランダムにチャンネルを選ぶ動作、それらにかかる時間と操作の違和感を徹底的に排除する事に、見事に成功しています。 |
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そしてそれらの操作を覚える事は、他のデジタルコンソールよりも断然楽に思えました。それは人間の感覚を的確にリサーチしているからでしょう！ また、ちょっとノッポのタッチ・センシティブ・モータライズド・ノブもロジカルシンキングの賜物！上部をひねると放射状の点が順次点滅=ゲイン、下部は放射状点の外郭円に沿って周波数帯を選択できます。 対応エンジンはLogic6／Klotz Vadisエンジン／Yamaha DME64N・24N／Fairlight QDCエンジン／Merging Technology Pyramix Virtual Studioで、新規募集中との事。 オペレーターが不必要（運動を体で覚える感覚に近いです）なデジタルコンソール。リリースは今年の12月。たくさんの方にこの感動を味わって欲しい！と心から思っています！気になるお値段ですが、96chで約1200万円前後、48chで約800万円前後。 |
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