1st Day Report / Digidesign
VENUEとICONを背中合わせに贅沢に展示!

digidesign venue 01 更に、幅広いマーケットにアプローチし続けるdigidesign。今回は、土曜日別会場で行われるdigiworldにソフトハウスは移動。レポートはしばらくお待ちください。AES会場では、VENUEとICONを背中合わせに贅沢に展示!SRコンソール分野に進出したdigidesign Venueとご初の対面。詳細は、http://www.digidesign.com/products/venue/ で是非。 基本的な造形は、ICONとの共通点も多く見られます。ロータリポッドも同様の形状ですがPUSH SWによるアクションが追加され明るいグレーで統一されています。
また、写真のPQ CONTROLLER(Personal Q)も展示されていました。
SRでの使用を考えるときに一番気になるのが信頼性の問題ですが、digidesignが一から設計したVenueは、従来からの利点の一つであるモジュラー形式による拡張性をもたせながらも、複数の冗長化サブシステムをもち、万一の場合もオーディオ信号は確実にスピーカーへ送られる様に設計されています。 さらに、Pro Toolsで蓄積されたノウハウをもとにしたDSPミックス・エンジン・アーキテクチャーは、VenueでのDSPプロセッシングを可能にし、コンソール脇に積まれた山のようなアウトボードを不要のものにしてしまうかもしれません。 これらの革新的な要素を盛り込んでいるVenueのハイライトは、Pro Toolsシステムへのダイレクト・デジタル・リンクでしょう!これによって、ライブレコーディングはもちろんのこと、プレイバックでショーの強化を図ることさえ可能になるのです。PRO TOOLSシステムとの統合環境は今後のSR環境に影響を与えそうです。
ICON側では、スクリプト・トレイ、デスク・モジュール等に続くオプションの真打ちとして、遂にサラウンドコントローラが登場。発売は、来年早々に!二基のジョイスティックとタッチパネルLCDを装備。まず、シンプルにスティックで書き込みLCDでエディット編集が可能です。この発売によってICONシステムがサラウンド制作環境に対応完了です。今後は、標準で追加されることが多いオプションだと思われます。
digidesign 02
今回発表になった、PRO TOOLS 6.7やその他ソフトハウスは情報は、DIGI WORLDレポートでお届け予定です。


Digidesign サイト http://www.digidesign.com/

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