Rock oN Show Report : AES NY 2013
デジタル・ワークフローの行程にアナログ・サウンドの魂をもたらすよために設計されたMatrixは、シグナル・ルーターとマルチレイヤーのDAWコントローラーを搭載し、16チャンネルのSuperAnalogue回路を持つ、40チャンネル入力のミキシングコンソールです。 (Matrixという名前はソフトウェアでコントロールされるスーパー・アナログ・ルーターが統合されているところに由来します)
その系譜を持つMatrix2がNYで開催されるAES 2013で公開されるというニュースが入りました。
A-FADA搭載!
Matrix2はMatrixユーザーからの要望を多く取り入れ、ソフトウェア部を大幅にアップグレードしています。今分かる一番大きなところはA-FADAを搭載したというところ。
これまでAWS 924とAWS 948に搭載されていたA-FADAは、DAWのオートメーションデータでSSLアナログコンソールのフェーダーを動かすという、デジタル制御でアナログ領域のミキシングを可能にする機能。(話題沸騰中のSIGMAはこのA-FADAを2Uラックに抜き取った製品)
2012年11月にDualityがバージョンアップでA-FADAを搭載してから約1年間。Matrixにも遂にこの機能が搭載されることとなりました。
5.1ch出力標準装備
その他ハードウェア部は本体のカラーリングやシルク印刷の変化による外観のグレードアップを始め、これまでのMatrixではオプションカードが必要だった5.1ch出力が標準装備になっています。
無償アップグレード
最後に、既存Matrixユーザーはソフトウェアのアップグレードを無償で行うことができるとのこと。もちろんA-FADAも無償で追加されるのです!
このほか実際にどれだけの機能強化がされたかはAESコンベンション当日に明らかになります。ぜひRock oNショーレポートにご期待ください!
Solid State Logic ハイブリッドコンソールに新型登場!A-FADA搭載!Matrix2がAES 2013で公開されます!
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