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Rock oN Show Report : AES NY 2013

Moog Music

Moog Music MiniMoog Voyager XLが発売開始!

moog

Moog MusicからMiniMoog Voyager XLの発売がアナウンスされました。2012年にはデビューしていましたが、日本国内ではようやくの発売となります。発売日は10月19日。

Minimoog Voyager XLは Minimoog 誕生40周年を記念してデザインされたもので、モーグ・シンセサイザーの歴史において、重要な製品群に敬意を払った電子楽器です。

Minimoog Model Dの太いオシレ ーターと温かなフィルター音がまぎれもないモ ーグ・サウンドですし、丈夫な外装と直感的 ユーザー・インターフェイス・デザインが、高品 質な楽器を弾いているとあなたに直ちに気付かせてくれます。XL は現行の Voyager か ら安定したオシレーター、パッチ・ストレージ、 タッチ・サーフェス、ポット・マッピング、MIDI コントロール機能とともに、100%アナログ回路を引き継いでいます。この全てにリボン・コントロールと 61 鍵盤を加え、40 年 間の伝統を引き継いだモンスター・アナログ・モノシンセを作り上げました。

  • MOOG MINIMOOG VOYAGER XL ¥690,000
  • MOOG MINIMOOG VOYAGER XL WHITE ¥720,000

詳しい情報はこちら!>


Moog musicについて

現代においてシンセサイザーと呼ばれる楽器の原型である、そういっても過言ではないかもしれないMOOGシンセサイザー。減算方式のシンプルな仕組みながらそれをアナログ電子回路で楽器として使える精度の物に仕上げた技術の高さと、音楽的な独特の温かみを持つサウンドは60年代から人々の心を捉えて離しません。
Moog Musicの創始者はアメリカの電子工学者 Robert A Moog氏(1935〜2005年)。Moog博士の愛称で親しまれている偉人です。

子供の頃から音楽と工学の両方に強い興味を持っていた彼は、ニューヨーク市立大学クイーンズ校で物理学、コロンビア大学で電気工学、コーネル大学で機械物理学を学びます。1963年にホフストラ大学の作曲科教授ハーブ・ドイチュと出会い、お互いの才能にインスパイアされながらオーディオ工学協会の見本市にMOOGシンセサイザーの1号機を展示します。

14歳の時に雑誌の記事を参考にテルミンを自作したころから始まったMoog博士の電子楽器作りの歴史はこうやって花開いていきます。

そして今。伝説的ベースペダルシンセTaurusの音源部分をそのままコンパクトにしたMini taur、Moogシンセ史上最もグリッチーでダーティーなサウンドを持つSub Phatty。この他にも2005年に博士が亡くなってからもなお博士の意思を受け継ぐ技術者が作り上げる新シンセサイザーが次々と開発されています。(LITTLE PHATTYは博士の遺作)

日本国内で一旦流通がストップしてユーザーから不安の声が上がったことも事実ですが、代理店がKorgに代わりいままた発売が再開したうえに価格改定で購入しやすくなるというメリットも付きました。

logoモーグ博士の業績を讃える「ボブ・モーグ記念財団」(bobはRobertの愛称)は博士の意思を受け継ぎ、シンセサイザーを始めとする電子楽器の普及や子供達への音楽教育まで行っています。ジャンルを問わずMOOGシンセを愛するアーティストを一堂に揃えたビッグフェスMoogFestも毎年開催。
単なる楽器メーカーを越えて展開するMoog Musicのこれからに期待します。

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