1st Day Report / Digidesign
スタッフによるファーストインプレッション採点付き(5つ星で満点)
Digidesign : 新プラグインReVibeリバーブモデリングツール!

Digidesignでは、すでに日本でも発表されているHD Accel/Pro Tools6.2を中心に、96iI/O、Impact、DigiDeliveryなどの紹介を行っていました。

What's New from Digidesign!!

・HD Accel/Pro Tools6.2 software
Pro Tools TDM 6.2 softwareは、新しいHD Accelカードをサポートする最初のリリースとなります。Pro Tools 6.2では、Pro Tools 6.1の印象的な機能群に、新しい16入力仕様のPro Tools|HD向け96i I/Oオーディオ・インターフェース、Windows MediaAudio 9及びWindows Media Audio 9 Proインポート/エクスポート(Windows XPシステムのみ)、機能の特化したプラグイン等のサポートが結合しています。これまでのHD互換プラグインは、全てのPro Tools|HD Accelシステムにおいて互換性が維持されます。HD AccelシステムにもHD Coreが引き続き存在するため、既存のプラグイン・ライブラリーも完全に機能し、さらにHD Accelへ最適化されたプラグインも動作することになります。またPro Tools|HD Accelシステムには、同梱される標準のDigiRackプラグイン・バンドルに加えて、数十万円の価値に相当する最高クラスのプロフェッショナル・プラグイン群を無償提供する、最新のHDpackプラグイン・バンドルが同梱されています。 製品詳細はこちら
・96i I/O
96i I/O は、MIX 時代に人気を集めた1622 I/OのHD バージョンであり、ProTools|HD 向けオーディオ・インターフェース・ファミリーの低価格なライン・レベル用製品という位置付けです。96i I/O により、キーボードやサンプラー、エフェクターやその他のライン・レベル機器等、サードパーティ製アウトボード機材からの出力を簡単にPro Tools環境内へ導くことが可能です。アナログ及びデジタル入力、ハイ・サンプル・レートのサポート、そして堅牢なデザインを実現した9 6 i I / Oは、ホーム/ プロジェクト・スタジオ及びプロフェッショナル・スタジオにおける低価格なソリューションとなります。96i I/Oの16アナログ入力は1/4 TRS端子を採用して、バランス及びアンバランスのA/D 変換を実現しています。24-bit 対応のS/PDIF デジタルI/O ポートは、プロフェッショナルDAT レコーダーやCDプレーヤー、その他のデジタル・レコーディング機器を接続可能。Digidesign 96I/Oと同クオリティのA/D及びD/Aコンバーターを搭載するため、Pro Tools との間で入出力される信号の品質も維持されるのです。96 i I/O はリコール可能なソフトウェア調整レベル・コントロール(入力1〜4 : 6 ステップ、入力5〜16 : 2 ステップ) を搭載するため、様々な楽器出力レベルにも対応できます。出力は+4 dBu と-10 dVB を切り換え可能。
・Impact
Accel PCIカード向けに最適化された最初のプラグインであるImpactコンプレッサーは、慣れ親しんだユーザー・インターフェースとコントロール・セットによりProToolsでコンソールスタイルのミックス・バス・コンプレッションを実現する製品です。最大7.1マルチチャンネル・トラック、192 kHzサンプリング・レートをサポート。またImpactコンプレッサーはサイドチェーン入力も搭載しており、あらゆるPro Toolsオーディオ・トラックを外部キーとして使用できます。
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・DigiDelivery
昨年末に発売となり今話題のDigiDeliveryを使用することにより、MP3クリップから膨大なポスト・セッションまで、インターネット経由でデジタル資産を転送する最も効率的で安全な方法を提供可能となります。ダウンロードはemail内のリンクをクリックするだけのシンプルなもので、IPアドレスやユーザー名、パスワードを入力する必要もありません。DigiDeliveryシステムでは信頼性も十分に考慮されているため、Digidesign製品ならではの堅牢かつ安定したパフォーマンスが期待できます。その上、全てのデジタル情報は銀行や政府のエージェンシーが使用するの同じ、強力な暗号化によって保護されています。そしてDigiDeliveryではカスタマイズのコストやサービス料金、さらには納品の問題が発生しないため時間と費用を節約でき、その一方で顧客への請求も非常です。DigiDeliveryには2種類Digidesign Serv|LTとDigidesignServ|GTがありは、LTは小規模・中規模のファシリティへ適合し、20ペンディング・デリバリーをストアできます (最大で合計80 GB)。この設備は、デリバリー(配達物)を誰とでも交換できる1つの“スタンダード”アカウント、そしてこのスタンダード・アカウントとデリバリーを交換できる無制限の“ゲスト”アカウントをサポートします。GTは、より高速なデータ・スループットと無制限のデリバリーをストア可能 (最大で合計500 GB)。無制限の“スタンダード”アカウントとフル・ブランディングが可能なため、ミスの許されないメジャー・ファシリティにも最適です。どちらのバージョンを選択しても、標準的なデリバリー・システムと比較した際の全てのメリットを享受できます。 製品詳細はこちら

注目は、HD Accel専用の新キラー・プラグインReVibeでしょう。ルームモデリング・リバーブ・プラグインの名前から、Line6製品のように音場の形状・広さなどをデジタル・シュミレートし、残響音を付加するのではないかと想像できますが、96 kHzに対応し、8種の完全に新しいリバーブ・アルゴリズムが搭載され、100以上ものルーム・タイプ/アーリー・リフレクションのコレクションが用意されているようです。また、異なるルーム・リフレクション、カラレーションの組み合わせを行う事も可能になっており、どんなリバーブレーションの演出もこなしてくれそうです。ユーザーインターフェイスも、Reverb Oneに由来するディスプレイが採用されており、エディットの効率化とともに、その音質に期待が高まります。この目で見よう!!と意気込んだのですが発表は、まだのよう。残念ですがその他の新製品もふくめ後日レポート予定です。

3日目レポートにて、続報を画像と共にアップしました。
ブースでは、各ユーザーに特化したデモを一時間ごとに展開。本当に今のDIGI PROTOOLSは、多くのメジャークライアントを獲得したことが強みです。ミュージシャンズデモタイムでは、元ポリスのスチュワート・コーポランドや元シン・リジィのゲイリー・ムーアまで登場。ビルボードで上位に入るアーティストが様々な課程でPROTOOLSを使用しているかをプロモーション。

Developer Partner Station
・AudioEase McDSP ・Ultimate Sound Bank