E-MUの創始者やOpcodeのメンバーらによって作られた会社、MUSE RESERCH。
CPUはAMD、OSはLinuxを使った歴然としたコンピューター。VSTプラグイン専用マシン Receptor。
音源やエフェクターがプラグイン化する中でスタンドアロンの利便性を呼び戻す画期的な製品です。

 VSTプラグインを稼働させる専用マシンのReceptor。VSTプラグインを自由に単体で持ち運び使用出来るのです。プラグインの操作は、背面に出ているVGAディスプレイ端子にモニターをつなげることで通常のVSTプラグインのコントロールが可能。Receptor内で、MuseControllという専用のソフトを使ってプラグインのアサインや各種設定を行います。ProTools、Logic、Sonar、DP等お使いの主要DAWが稼働しているコンピューターにeイーサネット接続するだけでこの画面にReceptorの画面を直接表示。これにより、通常使用で複数のディスプレイを用意する必要はありません。

中身は、AMDのCPUを搭載し、OSにはLinuxを用いた、れっきとしたコンピューターです。しかし、VSTプラグイン稼働のみに特化されているので、通常のコンピュータにつきものの、面倒でトラブルの種となる各種デバイスの設定の必要がありませんので、安定した動作をします。起動もスイッチONで即座に立ち上がり、Linuxを使っているからといって、起動シーケンスに時間がかかったり、ログインする必要があったり等、面倒なことはいっさいありません。

 2chのアナログIN/OUT、Hi-ZインスツルメントIN、S/PDIF I/O、MIDI I/O、USB2.0ポート、イーサポートを備えます。ホストとなるDAWを動かすマシンとはイーサ接続して使用します。

2004年1月出荷開始予定で、価格は驚きの$1.295です。音源やエフェクターがプラグイン化する中でスタンドアロンの利便性を呼び戻す画期的な製品です。