今年もやって参りましたLA!
成田へ向かう道中、Media IntegrationがAvid 2014 Sales Performance Awardsの中の『2014 Top Audio Channel Parthner APAC』を受賞したという嬉しい報告を受け、さらにWaldorf初となるユーロラックモジュラー等、続々更新されるNAMM2015の新製品情報に心が躍り、成田に付く頃にはテンションもMAX。
そしてそのままエアバスA380に搭乗!A380と言えば総2階建ての超大型旅客機。あいにく大規模輸送機の販売不振によって生産完了が確実視されているみたいですが、無くなる前にすし詰めの1階席よりも、広大な2階のファーストクラスに乗ってみたいですね!
LAX無事到着、先輩からなんにも無い空港と聞いていましたが、最近大変身!ただし、ゆっくりチェック出来るのは出国時になりそうです。
「LA土産と言えばあのチョコレート」のSee’S Candiesもワゴン売りから、何と専門店に。目を見張るガラス張りのディスプレーの中に数々のお店ができているようなので、LAXをご利用される皆さん、是非ご期待を。
未だかつて無いほどのスムーズな入国審査をパスし、外に出てみると珍しく霧がでており快晴とはいきませんが、とっても気持ちのよいバイブス!
これから初まるめくるめく新製品との出会いにときめきながら、まず向かったのはLA国際空港から車で30分ほどの所にあるGetty Center!広大な自然とアートに触れ、感度を高めます。
Getty Centerは、石油王ジャン・ポール・ゲッティが収集した西洋絵画や写真、彫刻などの膨大なコレクションを展示しています。
所蔵品にはゴッホの「Iris」やゴーギャンの「Arii Matamoe」など有名なアートがごろごろとあります。高台の上にある美術館へは無料のトラムに乗っていくので、AXやダウンタウン、ビバリーヒルズの豪邸も見えてテンションがあがります!
美術館の建物は白を基調としたモダンな外観で統一されており、屋外に大きな木や彫刻がバランスよく配置されています。
高台からの見晴らしは足がすくむほどの絶景。正面がダウンタウン、惜しくも霧が掛かっていましたが、その奥には太平洋が一望できるほどのロケーションです。
横に目を移すと可愛らしいサボテンに癒されます。
展示されている美術品は定期的に入れ替わっており、この日はMagnum Photosのメンバーによる写真展が開催されていました。Magnum Photosとは1947年にHenri Cartier-Bresson、George Rodger、David Seymour、そしてRobert Capaという四人の写真家たちによって結成された著名な写真家集団。活動規模は非常に広く、50人を超えるメンバーが世界中で活躍しています。
今回はそのメンバーの内の一人でチェコスロバキア出身のJosef Koudelkaによる「Nationality Doubtful」なる個展が開かれていました。
大きなオブジェクトを納めたパノラマ写真や「プラハの春」の様子を収めたと思われる非常にメッセージ性の強い写真など、多くのモノクロ写真が展示されていました。中にはアコーディオンを持った青年達の写真などもあり、政治的変革期における民衆音楽の一部を切り取ったような内容がとても印象的でした。
今日は少しだけリッチな昼ご飯にチャレンジ!
昼食はThe Restaurant at The Getty Centerにて。カボチャを大胆に使ったリゾットにはキャラメルポップコーンやシナモンが入っていたりとかなり斬新!これもアートなのでしょうか笑。ちなみに私は無難にチキンをオーダーしましたが、入っていた人参がワイルドでその歯ごたえに一本取られました!どちらもお薦めですよ。
広大な敷地には芝生のスペースや人工的な川もあり、とても寛げます。大都会LAの高台にそびえる美術館、CAに行った際は是非立ち寄ってみて下さい!
さて、英気を養ったところでいよいよAurora Audioの工房へと向かいます!
AURORA AUDIO Factory Tourはただいま執筆中。もう少しお待ちくださいね!
Writer ACID 渋谷
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