2014年にまさかの破産手続きを進めていたADAM AUDIO。
プロオーディオ部門はAXシリーズやSXシリーズが業界の大定番となっていただけにその衝撃は世界中の制作ユーザーを驚かせました。
既存ユーザーはもちろんのこと、これからADAXスピーカーを導入しようとしていた方も今後の展開に注目していたはずですが、朗報です!
ADAM AUDIOは新オーナーが決定し、引き続き健全な体制で製品開発やサポートを行うとのことです。(★このニュースは2014年12月に発表されています)
CWM holding company に所属するドイツの投資家グループが2014年12月11日にADAM AUDIOの新株主となりました。
新株主の代表 Sebastian Canzler 氏によるステートメント:
「ADAM Audio はその卓越したスピーカーによって世界中のプロオーディオ業界で知られています。さらに 製品は、高い精度と品質を誇ります。またそれらは、従業員の保有する膨大な技術的専門知識に支えられ ています。ADAM Audio はプロフェッショナルオーディオモニターの代表的なメーカーとして急速な成長を 遂げました。そしてこれらすべてのことが我々にとって、良好な投資基盤となっています。これからも既存の チームと力を合わせて更なる成長を目指して全力で取り組んでいきたいと考えています」
株主が変わったことで今後の製品開発にどういう影響が出るのかが気になるところですが、新しいオーナーグループは
「ADAM Audio に出資することで製品の生産を通常状態に復帰させ、また新製 品の開発に投資することで既に素晴らしいマーケットポジションを保有する ADAM Audio の市場競争力をさ らに強化することを目標とする」
と公式発表しているので、ユーザーやファンの期待は裏切らないのではないかと推測しています。
この記事を作成現在、ADAM AUDIOは製品の製造も再開し、NAMM2015に向けて用意を進めているということ。これからも応援していきたいです。現地からのレポートをお楽しみに!
ADAM AUDIOの公式発表
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