Ibanez Tube Screamerはかのスティービー・レイボーンも愛した、伝説のオーバードライブ。
Ibanezから数々のフォロワー機や復刻版、近年では初代デビューから35年を記念するハンドワイヤの特別版がリリースされるなど、伝説とは言ってもまだまだ行きている伝説を持つ製品です。
その最新作 Tube Screamer Mini が元祖Ibanezブランドから発表されるとの情報をキャッチしました。
特徴はなんといってもTube screamerシリーズ発のミニサイズ。無数のペダルでエフェクトボードを埋め尽くすタイプのギタリストさんには嬉しい仕様ですよね。
肝心の音は、心臓部に元祖機と同じJRC4558 ICチップを使っているということで、Tube Screamerの名前どおり「真空管を喜ばせる」ような、ミッドに独特の粘りがあるあのTSトーンが期待できそうです。
このボディサイズに小さなツマミやトゥルーバイパススイッチ(!)が配置されていますが、この配置を考えると9Vバッテリーによる電池駆動はできないかもしれません。
歪み系のエフェクターでは、ヘタりかけの電池をあえて使った枯れたサウンドが好まれる場合もあります。Tube Screamerだとそのあたりの音を求めるプレイヤーもいそうですが、さていおのMiniモデルは実際はどう評価されるのでしょうか。
とはいえ、あのTSトーンが出せるのならば小さいにこしたことはありません。コピーモデルではなく元祖Ibanez社からミニサイズが出てくるということで、中国や個人工房勢の独壇場だったペダルエフェクターの小型化のブームが大手メーカーにも広がるかもしれませんね。
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