Winter NAMM 2015 ZOOMブースでは新製品TAC-8を展示!
TAC-8はThunderboltオーディオI/O。
- Zoom Hシリーズで培った高性能なマイクプリアンプ8基
- 18in/20out、最大24bit/192kHzの録音再生
- 最新のDA/ADコンバーター(ADC : AKM社の「AK5388」、DAC : AKM社の「AK4413」)
- コンピューターのジッターに影響されないアシンクロナス(非同期)転送システム
- 専用ミキサーアプリケーション” MixEfx “
これらの特徴による低レイテンシーとオーディオ特性の良さをもちながら販売価格は¥79,800。大変コストパフォーマンスの高い製品です。
さらに便利な機能として、スタンドアロンモードを搭載しています。コンピュータに接続することなく、単体で8チャンネルのマイクプリアンプ、デジタル入出力機器として使用できます。
ホストコンピューターのクロックはCPU不可などの原因によりジッターが発生しやすい状況でありますが、TAC-8(および同社TACシリーズ)はそれに同期せず、本体に搭載した高精度のクロックをマスターとして動作します。
TAC-8内のバッファーでコンピューターから送られてくるオーディオデータをストアし、再生中バッファーに空きが出るとオーディオデータを送り込むようにコンピューター側をコントロールします。こうすることでTAC-2Rの高精度クロックに同期するようにオーディオデータを取り込むことが可能になります。結果的に、外部マスタークロックがなくても低ジッターを実現し、クリアな音質での再生が可能になるのです!
繰り返しとなりますが、価格は¥79,800。発売は2月2日。間もなくです!
そしてこちらも新製品。Thunderbolt接続のTACシリーズがあるならこちらはUSB3接続のUACシリーズ。
まだ参考出展ということで詳細は未定ですが、フロントパネルにズラリと並ぶ8基のマイクプリはTAC-8と同じ。
背面の入出力もほぼ同じですが、UAC-8には「CLASS COMPLIANT MODE」という切り換えスイッチが。予測ですが、これでファームウェアを切り換えることでiPadなどのiOS機器にも使えるようになるのではないでしょうか。モバイルRECの強い味方となりそうです。
Writer. Tomita
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