TASCAMブースでは昨年InterBEE発表プロダクトに加え、国内未発表となるモニターやVL-S5を発表。国内でも高い人気とセールスを誇るDA-3000はTECawardにノミネート!
会場では同社DA-3000開発インタビューにも登場いただいたセールス&マーケティング部 小泉氏と再開。
まずは同社から久しぶりのリリースとなるスタジオモニター『VL-S5』。
同社モニターVLといえばコストパフォーマンス抜群のサウンドクオリティで大ヒットを記録したモデルですが、同コンセプトはそのままに、5インチケブラーコーン採用ながらコンパクトに収めた筐体デザイン、ペアで298 $という価格も魅力。
同社取り扱いのSONARを軸に、USシリーズなどのインターフェースをはじめとした制作ソリューションの展開が可能になります。
そしてこちらは昨年発表のUS-16×08。8chマイクプリを含めた16chインプット/8アウトプットで24bit/96kHz対応という仕様ながら4万円を切る価格を実現。
アナログ入出力に絞った割り切った構成ながら、マイク含めても10万円を切るシステム構築が可能。
スタンドアローンのマイクプリアンプとしても動作が可能なうえ、2台のUS-16×08を用意すれば(1台目の8chプリのTRS出力を2台目のTRSInputに接続)16chのマイクプリ構成も可能です。それでもI/Oだけで8万円を切る価格は驚異的。
多チャンネルレコーディングをより多くのユーザーに届けたい同社のコンセプトが現れています。
「DR-680MKII」はコンパクトな見た目ですが、6チャンネルのマイク/ライン入力24bit/96kHzの8トラック同時レコーディングに対応した業務用レコーダー。
マイクプリには同社ミドルクラスのI/Oに搭載されているHDDA(High Definition Discrete Architecture)を搭載。
最大24ビット/192kHzの2トラック録音にも対応。録音する環境やソースを選ばないコンパクトマルチチャンネルレコーダーとなっています。
さらにこちらは現在好評販売中のフィールドレコーダーDR-44WL。
なんといってもWiFi経由でiOSやアンドロイド端末からのコントロール、さらにデータ受信が可能な点が特徴でしょう!
本体を手放せることで自由なマイキングを手にしただけでなく、各種設定の多くを端末側から設定。
(細かいポイントですが、データ管理に欠かせない日付や時刻設定も端末側から正確なデータを手軽に送信できるのも魅力です)
レコーディングの喜びをより多くの方へ、今回TEC awardにノミネートされたDA-3000も10万円を切る価格でDSDレコーディングを普及させるなど、同社コンセプトからユーザーのニーズを鋭く捉えた製品が今後も数多く登場するのは間違いありません。
Writer. Takemoto
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