Keith Mcmillen Instruments(以下略 KMI)はラインナップする製品もスタッフも個性的!(上の画像の中の立派なおヒゲのスタッフの姿はまさしく…)
さて、NAMM 2015で発表された『K-MIX』は
- オーディオI/O
- DSP搭載プログラマブルミキサー
- DAWコントローラー
を一台でこなす多機能な制作ツールです。
メーカー公式PVで全体像をつかむことができます。
オーディオI/O
K-MIXは8in 10 OUTのオーディオI/O機能があります(24bit / 96kHz)。2基の超ローノイズμPre プリアンプを搭載。PVにもあるようにこの入出力数はサラウンドのパンナーやI/OとしてK-MIXを使うことも想定されています。
DSP搭載プログラマブルミキサー
PC不要でスタンドアロンの8chのデジタルミキサーとしても機能するK-MIXは、各chごとに割り当てられたDSPパワーによって下記エフェクト処理を行います。
- 3-BAND EQ
- COMPRESSOR
- GATE
- REVERB
- SURROUND(4つの丸型パッドを使った5.1ch & 7.1chパンナー)
そのエフェクト処理やパッド操作はすべてプログラムが可能で設定のリコールも可能。
DAWコントローラー
KMIの名を一躍有名にしたのが独自の自照式パッドを使ったDAWコントローラー製品。同社の最も得意とするところです。丸型のロータリーパッドはPVでもあるように円形の動きを感知。エンコーダーを使わずに各パラメーターを「回す感覚」で操作可能です。
DAWのパラメーターのアサインは、専用ソフトに各DAWごとの基本設定がプリセットされているので、誰でも簡単に設定が行えます。
K-MIXはクリエイターにとって嬉しい多機能なスタジオ機材ですが、最大7.1chのサラウンドパンナーとしても使えるなど映像分野でも活躍できる仕様です。
「K-MIXを使って何をしてやろうか」そうやってクリエイター魂を刺激してくれる製品だと思いました。
では最後にかっこいいデモンストレーターによるプレゼンムービーをどうぞ!
Writer . Tomita
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