Acou6Tics
NAMM2014 ここbig Fish Audioのブース。まずはVir2ブランド。ELECTRI6TY や Acoustic Legend HD など、大容量ライブラリで限りなく本物に近い表現力を持つギター音源 Acou6Tic。
KONTAKT5上で動作するこの音源は、クリアギター、スチールギター、12弦ギター、ナイロンギター、ウクレレ、マンドリンの6種類の音源のシュミレートが可能なプラグインです。
立ち上げ画面を見ると、どことなくReal Guitarに似た見た目(当然、シュミレートしているギターの種類は異なります)ですが、マイクの種類や距離、エフェクトプリセットを変更する画面もあり、Acou6Ticsの特徴が随所に現れています。製品名から推測すると、大容量で多重レイヤーによる表現力の限界にチャレンジしたELECTRI6TYの流れにある製品のようです。
MIDIキーボードで引いた和音をコード表示にしてくれるCHORDS機能は、画面の右側にあるつまみをまわすと、コードが展開してくれるという驚きの仕掛けが!ギターが弾ける方は、この作業あまり苦にならないと思いますが、ギタリストならではのコード進行やハーモニーになれていないキーボーディスにはうってつけの機能ではないでしょうか。
もしかしたら楽器演奏が出来ない人でも鼻歌をフンフンと歌いながら雰囲気で曲を作っていくことができるかもしれません。
また、MIDIキーボードのキーごとに異なるパラメーターの音色を配置する事も可能です。2月に発売予定とのことでなので、ぜひ皆さんもお試しください!
Cantus
こちらCantusはグレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)などの特徴にもなっている、モンク達のコーラスを雰囲気たっぷりに収めた音源です。デモ演奏では、様々なアーティキュレーションを多用した強弱に飛んだコーラスがNAMM 2014ブースで披露されています。
a、e、i、o、uを基本として、Mmmm…を含むグレゴリアンスタイルコーラス。そしてアルファベット23+1の24ワード、スタッカート、fast 、 slowのアーティキュレーション等々。
ゲームやシネマティック、ハードコアなダンスミュージックのSEなど、荘厳でもあり、使い方によってはおどろおどろしい雰囲気まで生み出せます。本国では2月15日、199ユーロで発売予定です。