2013年から噂されていたseabord GRANDという新発想の鍵盤楽器を開発するROLI 社がNAMM 2014でデビューします。
ROLI社はイギリスで生まれた、製品を全て手作業で組み立てて生産している小さなブランドです。
seaboard GRANDは一見、鍵盤にカバーを一枚かけたようなノッペリとした不思議なスタイルを持つ楽器。これ自体に音源を搭載したスタンドアロンで使えます。(FM音源と減算方式デジタル音源を搭載)
とはいえ一番特徴的なのはこの鍵盤。連続する感圧式タッチセンサーでできていて触ったり、こすったりして演奏を楽しめます。またムニムニと押し込むことでも情報を出すため、それに合わせてモジュレーションやエクスプレッションなど任意のパラメーターを操作することができます。
感圧式パッドの鍵盤といえばKeith McMillen Instruments QuNexusが思い浮かびますが、これと大きく違うところは鍵盤が連続して繋がっているところ。つまりギターのスライド奏法のように指でなぞりながら鍵盤を移動して音をつなぐことができるのです。
seaboard GARANDをひっさげてNAMM 2014でデビューするROLI社。NAMM 2014ショーレポートもお楽しみに!
ROLI seaboard GRANDがNAMMでお披露目