NAMM2014 Arturiaブースでは新製品のコントローラー&シーケンサーのBEAT STEPを展示!
なんとこれ、汎用USB MIDIコントローラーでありながら、これ自体がアナログ16ステップシーケンサーでもあるという、4つ打ち系のトラックメイカー垂涎の仕様!
コントローラーとしては16個のドラムパッドとエンコーダーが基本となります。USB MIDI、そしてCVアウトが仕様可能です。同社Sparkを触ったことのある方なら分かると思いますが、とてもカッチリと作られたハードウェアで、エンコーダーのパーツもレスポンスが良く、激しく扱ってもデータがすっぽ抜けることがありません。
camera connection kit経由でiPadとつないで使えます。
さて気になるのはシーケンサーの部分です。上の画像の赤く光っているところ、CTRL/SEQボタンでコントローラーとシーケンサーの切り換えを行います。
SEQモードに切り換えるとそれまでの汎用コントローラーからアナログ16ステップシーケンサーへと機能が完全に切り替わります。「別の機材になる」と考えてもいいかもしれません。
そうなるとドラムパッドは「ノート ON/OFF」やshiftキーを押しながら使って「Forward /Reverse /Alternate /Random」の切り換えを行うボタンに変わります。エンコーダーはピッチを扱います。
BEAT STEPは「USB経由のMIDI」「MIDI(片側3.5mmコネクタ)」「CV&GATE」の3口からデータを出力するので、それぞれの先に思いのまま楽器を繋いで鳴らせます。
たった1トラック分とはいえ、ソフトシンセやドラムマシンをアナログシーケンサーで扱えるようになるのは、制作に刺激を与える大きなアドバンテージとなるでしょう。US $129での発売が予定されているということなので、日本でも手軽に購入できるはずです。
今後の詳細情報をぜひお楽しみに!