3人の理系ドイツ人男子が作ったEISENBERG。独自の高度な技術を使ったソフトシンセをリリースしています。NAMM 2014では開発中のソフトシンセ VIERに遭遇。日本ではなかなか会えないその一人Georg Webdg 氏から直接ソフトウェア音源の解説をしてもらえる事に。
EINKLANG
こちらは同社の主力商品。印象的なGUIの三角形の先にある3つのパラメーターをモーフィングさせて音を作るモーフィングシンセ。減算、FM、ウェーブテーブルなどとは違う、新しい方式のシンセサイザーです。光る三角形をマウスで移動させて直感的なおと作りを可能にします。
VIER
よく見ると「404」の文字。そうです。Doepfer MS-404を一つのラックに納めたモデリングシンセです。たしかにMS-404はコアなファンを持つアシッド系シンセですが、なんともマニアックです…。
面白いのはずらり並んだツマミを任意の他のツマミに連動させることができるところ。単純なように思えてこの機能のおかげでとても複雑な音の動きを作ることができます。
VIERは今夏発売予定とのこと。強力な開発力を持つ大企業のような怒濤の開発スピードは無いものの、マニアックでこだわった製品を着実に進める物作りに、ガレージメーカーの面白みを感じたNAMM 2014 EISENBERG ブースでした。