NAMM 2014

Winter NAMM 2014:APHEX

NAMM 2014で、DA/AD、S/PDIF in/out 付きVPR 500ラック D500 DUOが登場!またVPR 500モジュールが身近になります!

NAMM2014 Aphex

昨年のNAMM2013では VPR 500モジュールラックにオーディオI/O機能が付いた革新的なUSB 500 RACKを公開したAPHEXですが、今年のNAMM 2014でもやってくれました!

D500 DUO

NAMM2014 Aphex

NAMM2014でベールを脱いだのはこれ、「D500 DUO」!VPR500を2台収納できる電源ラックに24 bit 192kHzのDA/ADを搭載した製品です。

モジュール1台につきIN/OUT と SEND /RETURNを装備。フロントパネルのスイッチでステレオリンクも可能。ただのVPR500ラックとは違う点として、S/PDIF in/out(24 bit 192kHz)とWordclock in/out、そしてGround端子を装備しています。

NAMM2014 Aphex

 

S/PDIF端子が付いたおかげで、DAWユーザーが簡単ににアナログアウトボードのサウンドを使うことが可能になります。USB 500 RACKの登場も驚きましたが、このD500 DUOでさらにVPR500モジュールが身近になってきますね。$629での発売が予定されています。

ちなみにD500 DUOに挿さっているのは新製品のVPR500モジュール。
左の「PROJECT 500」は同社のロングセラーPROJECT CHANNNELのVPR500版。A Class マイクプリ、Aural Exciter、Big Bottom、Optコンプ、そしてメーターを搭載したチャンネルストリップ。
右の「CX 500」は80年代の名機として名高いAphex CX-1の復刻版。これはLogic-Assisted gateとEasyRider automatic compressorによるコンプレッサー/ゲートで、アウトプット段にJENSENのトランスを積んでいることで、独特の明るいサウンドを作り出します。CX-1は元々VPR500モジュールでしたが、そのマスクをリデザインし復刻させたモデルとなっています。

 

NAMM2014 Aphex

先日本国で発売された新製品「IN2」がNAMM 2014でも展示。クラスAマイクプリ2基搭載のUSBオーディオI/F。さらにヘッドホンプリアンプに同社HD4(単体ヘッドホンプリアンプ)と同クオリティのものを2基搭載。無骨なルックスではありますが、実力派の製品のようです。

Aphex製品は業務クラスで高い評価を得ていますが、ミュージシャンやコンシューマーにはなかなか馴染みにくいブランドだった印象でした。それを見事に打ち破ってくれたのがUSB 500 RACKと今回発表されたD500 RACK。VPR500の世界をさらに私たちの身近なものにしてくれるAphexに今後も期待です!

Aphex

NAMM2014 Aphex

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