NAMM 2014 ISO ACOUSTICSブースでは軸上エネルギーを吸収しながらも軸外のエネルギーに抵抗するという優れたデザインによりスピーカーの本来のクオリティ表現を実現する事が可能なISO ACOUSTICS ISO-L8Rシリーズ。Rock oN Award2014ではAccesary Awardを授与の運びと相成りました。今回ISO ACOUSTICSブースでは日本の代理店であるエレクトリ様のご協力により代表のDave Morrison氏とのスケジュールを調整、本日の授賞式を行うことになりました。今回の授賞式の後に前述のDave Morrison氏にはエンドユーザーからご要望のあった、スピーカースタンドとの融和性の更なる実現、地震国である日本でのスピーカー事情に照らし合わせた製品開発等の希望を直接お伝えさせて頂きました。
一般的にISOシリーズをスピーカースタンドに固定する場合、スタンドの天板に穴をあけ、ISOシリーズ側も鉄板等で直接固定する方法をとるそうですが、ここ日本では余り馴染みがありません。そこで、今構想中のプロトタイプの構成では、コーナーの素材とコーナーとコーナーを結ぶパイプから構成されるようになるそうです。この最大のメリットはユーザーの選んだスピーカーに会わせてサイズを調節出来るセミオーダー品だという点です。ISO ACOUSTICSのHPにはスピーカーのスペックを入力すると、そのスピーカーに最適なサイズ、構成を割り出してくれるシュミレーターがあります。この情報を購入時に伝えると、その通りに製品が出来上がります。さらに、スピーカーの大きさや重量によっては、ISO-L8R430の様に、柱を追加しなければならない事もでてくると思いますが、柱同士を接合するパーツで対応可能です。もちろん、これも天板に取り付けられるようなパーツを用意するとの事です。あとは、ユーザー側でスタンドに穴をあける加工ができれば、スタンドに固定が簡単に出来るとのことでした。
このように、ユーザーの声をいち早く取り入れて対応していただけるスピード感をNAMM 2014の ISO ACOUSTICSブースで実感。今後もよりよい製品が出てくる頼もしさを感じました。