NAMM 2014でMcDSPはREASON上で動作する3種類のRack Extensionを一つ$49で発売すると発表がありました。ちなみに3つ一緒に買うと$119。もちろん解説は、Blog”Colin's Corner”でもお馴染みの開発者、社長でもあるColin McDowell氏。レポーター2名との記念写真からスタートです。
早速、新作Reason Rack Extensionsそれぞれを簡単にご説明。
・C670
説明不要のVintageの銘機(670と言ったらFiarchildですね)をモデルとしたシンプルな3ノブコントロールのコンプレッサー。$30,000のVintageのサウンドが!!と気合が入っています。
・Moo Tube
真空管コンプのシュミレーション。”MOO”なサウンドが欲しければこれ!!と説明されたのですが、”MOO”って、、、、、、Fatが一番近いニュアンスかと思います。デザイン的にはMANLAY!!と思ってしまったのは私だけでしょうか?
・FRG-4RE
Feed-Fowered回路をシュミレートしたコンプレッサー。調整幅の広いこのRack Extensionは様々なシーンで活躍可能。この回路を採用した代表はSSLのChannel Stripですよね。McDSPでは”The Frog”という表現、、、、、ニュアンス汲んで下さい。
昨年発表された、新しい発想に基づいた”AE400″も盛んに説明していたのが印象的。これはマルチバンド・ダイナミック・イコライザー。ダイナミックEQ自体は他にもプラグインとしてリリースされていましたが、マルチバンド処理となるとこれしか思いつく製品がありません。コンプレッサーと違い、Qを設定して一部分だけをリダクションすることが可能なダイナミックEQを利用すれば、緻密なマスタリング作業な行える環境がてにはいります。それ以外にもアイディア次第で活躍の幅が広がるプラグインです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、Reason Rack Extensionsの原型はすでに発売されていた『6030 Ultimate Compressor』のU670、MOO TUBE、FRG444です。