NAMM 2013 Rock oN Show Report

メディア向け前日プレビューイベント情報

さてここからは開催前日、急ピッチで各ブースが施工されている中、プレスルームで各メディア向けに開催されたプレビューイベントをご紹介。満を持して各社新製品を発表していた中、気になった商品をいくつかピックアップしました！

 

STYLOPHONE

S2

かねてからWEBなどでは噂になっていたSTYLOPHONE S2。初代STYLOPHONEは1967年から45年間に渡り400万台をセールスした最も売れたキーボードとのことです。デビット・ボウイ、クイーンをはじめ多くのアーティストに愛されてきたSTYLOPHONEが『S2』となって現代の楽器へと進化しました。

実物はオリジナルSTYLOPHNEよりかなり大きい印象。旧来のモデルは専用ペンで鍵盤をタッチして発音させていましたが、S2は指でも発音できる仕組みになっています（個人的に嬉しい進化！）。パラメーターノブを10個装備し音作りもできるようになり、表現の幅も広がっています。フューチャーレトロなデザインは創作意欲を掻き立てますね。本国英国では2～3週間後くらいから出荷が始まるとのこと！

M-AUDIO

IGNITE

M-AUDIOのキーボードユーザーであれば、だれでも直観的に作曲できるソフト「IGNITE」がついに発表になった。どんなジェネレーションのM-AUDIOのキーボードでもUSB接続するだけでそれぞれのキーボードに合った視覚的にわかりやすいユーザーインターフェースが現れる仕組みになっている。要素を組み合わせて作曲していくスタイルは今までのDAWの概念とは大きく異なる。しかも無料！！今日からダウンロード可能とのこと。M-AUDIOのキーボードを持っている人ならば迷わずダウンロードしてほしい！

AXIOM AIR25

イルミネーション付きの4×4のパッドコントローラー、25鍵キーボード、8つのロータリーエンコーダー、ロケーターなど、MIDIコントローラーとしての機能をひと通り備えたAXIOMの新しいシリーズ、AIR25。49鍵、61鍵タイプのAIR49とAIR61には9本の70mmフェーダーと9個のボタンが加わる。操作性が考えられたインターフェースはIGNITEとの相性も抜群。

AKAI Professional

MAX25

去年のNAMMショーで発表になったMAX49の小型版MAX25。こちらもAIRシリーズと同様、幅広い用途に耐えうる仕様になっている。ユニークな仕様としてCVとGATEのアウトプットがついており、MIDIの付いていないビンテージシンセやアナログシンセなどもコントロールができる。

AlphaSphere

AlphaSphere

新しい演奏方法が生まれそうなユーザーインターフェースデザイン。球面状に配置された円形のPADは非常に柔らかく、今までのPADコントローラーとは違った印象。とにかく見た目が個性的なので、ステージで使用する際には目立つこと間違いなし！

RECEPTOR

QUATTRO

VSTプラグインをパソコンを介さずハードウェアとして使うことができるRECEPTOR。メモリも容量もアップし、VIPがQUATTROとなって進化した。64bit化にも対応し、近年の大容量、負荷の大きいインストゥルメントにも十分対応できるようになったとのこと。

PEAVEY

VIP‐2

エレキギターであれ、アコースティックギターであれベースであれなんでも来い！といったモデリングアンプVYPYRシリーズのVIP‐2。出音の良さもさることながら、なんとその価格は200ドルを切る設定となる予定とのこと。USB端子が付いており、PCにそのまま取り込める仕様になっている。