コンパクト1台にSHARC DSP1基!! dBucketテクノロジーによる驚異的なサウンドはGuitar Effecterの常識を塗り替えます!! 絶対見てください!!
会場のすぐ目の前に位置するホテルHILTONの12階スイートルームからDAMAGE CONTROL社が二年の沈黙を破るとんでもない新製品を発表するとの報告を受けて直行!! そこにあったのは「Strymon」(ストリューモン)と名付けられたコンパクトエフェクター達。その中に秘められた革新的技術「dBucket」を説明する前に、まずはLine6 Variaxの設計者であり、StrymonコードメーカーであるPete Celi氏本人によるデモンストレーションムービーを見てください!! これがコンパクトエフェクトのサウンドだとあなたは信じられますか?
いかがでしょうか。これほどクリアで、かつデジタルでは不可能なダイナミックレンジを確保したコンパクトエフェクターを私は知りません。その秘密はコンパクトエフェクト一台毎に内蔵されたUAD-1同等のSHARC DSPと革新的な「dBucket」テクノロジー。
アナログディレイを例にこれを説明すると、トランジスターやコンデンサーの素子に至るまでコンポーネントベースからアナログのBBD回路(信号をバケツリレーするIC回路)を演算再現し、さらにクロックICにより変化していく信号までもを高速演算で再現。
これによりデジタルディレイでは再現不可能なロングディレイでの音程の変化や劣化、揺れといった要素までを完全再現。
従来のデジタルエミュレーションではまず不可能なサウンドの正体がここにあります。
さらにダイナミクス溢れるサウンドは入力されたアナログ信号を変換せず、デジタルプロセッシングした信号とMIXして出力することによって生み出されています。
ではここで「Orbit」(dBucket Flanger)のデモンストレーションをご覧ください。改めてサウンドクオリティの違いを体感いただけるはずです。
各エフェクト本体にはFavoriteスイッチが搭載されており、即座にA/B設定の切り替えが可能なのはもちろんのこと、FavoriteパラメーターをEDITしてもスイッチ上のランプが点滅することにより元の設定を探す事も可能となっています。
このメモリーは上書きしない限り本体の電源をoffしても覚えているとのこと、音質だけでなく使い勝手の面も抜かりありません。
さて肝心の国内販売価格はなんと一台3万円を予定! SHARC DSP搭載ハードウェアでこれほど安い製品がありましたでしょうか!!
これまで避けて通れなかったコンパクトエフェクター特有の不要なノイズを徹底排除されたStrymonのクリアで芯のあるサウンドはLIVEはもちろんレコーディングにおいても是非使っていただきたいところです。
この後の展開としてDelay、Flanger、OptCompが順次発売予定との事!!
個人的に今回のNAMM10で最も衝撃を受けたStrymon、要注目です!! すぐにでも発売してほしい!!
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