魅惑のマイクロ・シンセ、OP-1がアメリカ初上陸!!! そのユニークさ、ルックスの良さは、ここ最近のシンセではNo.1!!!
普通のシンセ・マニアからMake: magazineを愛読しているコアな人まで、昨年のMusik Messeでデビュー以来、多くの人が注目しているニュー・シンセがNAMMに初登場。これが噂のTeenage Engineering OP-1です!!!
スウェーデンの謎の集団、Teenage Engineeringが開発しているOP-1は、コンパクト・ボデイがかわいらしいミニミニ・シンセ。見てください、このイカすルックス! この見てくれだけでご飯3杯はイケちゃうヨ……という人も多いのではないでしょうか。お馴染みCASIO VL-Toneや、Kraftwerkが大昔に使っていたDoepfer製の特注電卓キーボードが正常進化するとこうなるのではないか……という感じです。個人的にはOlivetti製の大昔の電卓や、最近の医療機器なんかにも近い感じがします。
もちろんこのOP-1、イカしているのはルックスだけではありません。シンセサイザーとしての内部構成は、音源部 -> エンベロープ -> エフェクト -> LFOと非常にシンプルなのですが、フツーではないフィーチャーが至るところに盛り込まれています。
まずは音源部ですが、FM/物理モデルのストリングス/DRW/パルス/T10/クラスター/PSEという7種類の異なる音源が搭載されています。そしてこの音源は、8つまで同時に使用することが可能。音源の組み合わせは自由自在で、8つすべてFMという使い方も可能です。
また、シンプルなサンプラーも内蔵。入力ジャックに繋いだ音を即座にサンプリングすることができ、また演奏している音をサンプリングすることも可能です。さらにはUSB端子も装備しているので、コンピューターからサンプルをインポートすることも可能。くわぁ、おもしろそう〜。
そしてOP-1の最大のフィーチャーと言えるのが、バーチャル・テープ・レコーダーを搭載していること。バーチャル・テープ・レコーダーって、エディットできないシーケンサーってこと?と思った方もいるかもしれませんが、そんなことはなく、その動作はテープ・レコーダーそのもの。4トラック仕様で、再生スピードを変えたり、逆回転にしたり、様々な“音いじり”が可能です。もちろん、トラックごとに異なる再生スピードを設定することもでき、さらにはワン・ボタンでループ再生させることも可能。Sound on Soundも即座に実行可能です。ちなみにOP-1、クッキリとした発色のカラー有機ELディスプレイを搭載しているのですが、バーチャル・テープ・レコーダーの表示がまた最高。テープ・レコーダーを模したグラフィックがくるくる回ります。
その他、個人的にかなり気に入っているフィーチャーが、ビルトインFMラジオ(笑)。このFMラジオの出力を音源として使うこともできるので、ノイズをLFOでコントロールしてビートを作っても面白いでしょうし、その瞬間ラジオから流れていた楽曲をループ再生して、トラックの叩き台にしちゃっても面白いでしょう。考えただけでも、すっげー楽しそうです!!!
コンピューターのUSBキーボードとしても機能するOP-1。発売が待ち遠しいですが、Teenage Engineeringのスタッフによれば、年内には必ずリリースするとのこと。早く欲しい〜〜〜!!!ですね。
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今回のレポートでも活躍したQ3をはじめ、Guitarエフェクター関連製品を各種展開!
ビルトインFMラジオ(笑)
面白そうだけど、基本的に電子機器のノイズに敏感、
外部アンテナと接続しないと使える音質にならないと思います。
しかし、この会社のiTunesで聴けるデモはノイジーなイっちゃってる物ばかりだから関係ないか w
間違いなく今年一番のmust buy itemでしょう。
過去に某メーカーで電子楽器作ってた当方としては、子供の給食費をかっさらってでも買いたい!
昨年からなかなか値段が発表にならないのが腹立たしいのですが、これは値段じゃないんですな。デザイン、サイズ、コンセプトと素晴らしい一品。過去購入した中上位機種のシンセ・シーケンサーが霞みます。
すごいですねこれ
もう使ってます脳内で(笑)
アイデア無限大!!
欲しすぎる~~!発売が楽しみです。
昨年のMusik Messeのレポートで写真を見て欲しい!と思ったんですけど、
今回、動く姿を見てまたさらに欲しくなりました。
なんか、様々な可能性を秘めているガジェット、って感じがして、非常に楽しみです。