Rock oN Company 2010 NAMM ショー・レポート!

Roland(2)

まだまだRolandの新製品ラッシュは続きます!! LIVE派、制作派問わずすべての人にお勧めしたいVocalプロセッサー「VP-7」に昨年注目の的となったV-PIANO&RDの大幅パワーアップなどなど! VPは要注目ですよ!!

Rolandブース内に響き渡る荘厳なクワイヤサウンド。昨年発表のVP-770のエッセンスを凝縮したVocalモジュール「VP-7」。一瞬VPの単なるモジュール化と考えてしまう方もいるかもしれませんが、これにより弾き手がハーモナイズを、歌い手がサウンドキャラクターをといったように切り分けて使う事も可能となりました。

「キーボーディストの幅を広げる事」をテーマに開発されたVP-7の破壊力をまずはムービーでご覧ください!!

流行のVocalハーモナイザーと違い、キャリアによる芯のあるボコーダーサウンドを確認できましたでしょうか。

インターフェースは極力シンプルかつ素早く使えるようにまとめられており、フットスイッチによるBypassコントロールも可能なまさに実践仕様。

キーボードが少し弾ける人なら本当に一晩中遊べます。

ハウリングを極力抑えたヘッドセットマイク「DR-HS5」を同梱して定価でなんと$639!!

VP-770の機能やコンセプトは魅力だけど価格が…という方には願っても無い製品と言えるでしょう。個人的にはLIVEだけでなく制作シーンでの導入にも期待したい新製品です。

さらに昨年NAMM最大の注目を集めた製品と言っても過言ではないV-PIANOが待望のバージョンアップ! サンプルなしに新搭載される4つのアルゴリズムはアップライトキャラクターのVertical、コンポーネントベースを解説する同社ムービーで話題になった長胴長筐体PIANOを実際にプログラム再現してしまった遊び心満載の「Triple Large」、ハンマーの「重さ」を調整することでオケの中での存在感を高めた制作向け「V1 Impact」に銀巻弦の最新モデルまでV-PIANOの進化は2010年も止まりません!!

さらにRD-700GXのARXスロットを利用した専用のSuperNatural音源拡張ボード「K-RD700GX」が登場!!

SuperNaturalのサンプル×モデリングのHybrid音源を構成する事でよりサスティンのより自然な減衰等サンプルベース音源の問題点を解決する強力な拡張ボードです。定価ベースでは$349ですが実売はもう少し下がる予定です。ARXシリーズとは異なるためRD-700GX専用拡張ボードとなりますが、ユーザー必携の拡張カードとなるのは間違いないでしょう!!

その他にもV-Drumシリーズ最新作「TD-12KX」も展示。音源部のEDIT要素拡張、本体の構成やサイズも上位機種TD-20に近い仕様へ変更しながら大幅にコストダウンを可能にした期待の新製品! 定価ベースで$539.900を予定していますが実売はこれよりも10~15%ダウンするとのこと。

今回も新製品ラッシュ&アリーナ貸し切りでド派手なパフォーマンスを行ってくれたRoland。すべての製品に共通する高いテクノロジーを内蔵しながらもあらゆるユーザーが直感的に使用できるインターフェースにまとめる同社の姿勢はいつの時代も変わらず評価されていく事でしょう!!

最後に二日目もパフォーマンスを行ってくれた「Roland Battery Band」で会場の盛り上がりを是非皆さんも体感してください!!

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  1. このページに限らずどの画像にも言えることですが、キレイ・完璧なので、すべてフルサイズで見てみたいっすね。

    dada @ 2010年1月16日 7:02 PM

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