チャレンジングな製品を数多く輩出中のViolet Design。今回も新たな試みとなるマイク、そしてアクセサリーを中心に展開!!
斬新なデザインとチャレンジングなコンセプトで魅力的なプロダクトを発表し続けるViolet Design。実はバルト三国などで有名なラトビアのマイクロフォンメーカーなんです。国際営業のStanislav Rubintsik氏が今回の新製品をとにかく熱心に説明してくれました。
マイクロフォンではステージ用の「Black Pearl Vocal」やDualラージダイアフラムの「Magic Ear」、Tubeマイクロフォンの「Garnet」にまた奇抜なデザインの「Wedge」など積極的に新製品を展開。
なかでもDualラージダイアフラムを採用したTubeマイク「Magic Ear」のカプセルは驚くべき形をしていました。この不規則な形に秘密ありとのことでしたが実際にMagic Earを使って収録したオーディオサンプルを聞く限りは非常に豊かな低域が再現されていました。販売価格は5500ユーロを予定とかなり効果。日本での活躍に期待しましょう。またBlackシリーズの新作には日本でも話題にのぼったReflection Ringを搭載。古典的な手法ではありますがリングを下げることで低域を、上げる事で高域を強調したサウンドを得られます。リング自体の販売価格が5ユーロというのも良心的です。マイクの販売価格は550ユーロ。また最後はダイナミックレンジ130dbを誇る「Wedge」も公開。WedgeのWはWideの意味で非常にワイドレンジなサウンドが特徴です。(実際にドラムからアコースティックギターなどの収録に向いているとの事) Rubintsik氏曰く、U67などに近いサウンドキャラクターとのことです。販売価格は550ユーロを予定。
また同社らしいチャレンジングなPOPフィルターも公開。なんと世界初?の楕円形POPフィルターで、実際に息を吹きかけてみるとブレスをほぼ完全にシャットアウトします。微妙なふくらみを持たせたそのフォルムにはMagic Earのカプセル同様同社らしいチャレンジ精神が大きく感じられます。日本でも昨年から話題になり始めており、これからの活躍が期待のメーカーです。写真下は既に発売中のStereo Flamingo。価格は2600ユーロ。
Winter NAMM Showは、数ある音楽機材のイベントの中でも、世界中のデベロッパーから新製品、新技術が発表される世界最大規模の祭典です。現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております! (スタッフへの励ましのお言葉もお待ちしています!)
2009.2.2、コメントの受け付けは終了致しました。感想、ご意見をお寄せ下さった皆様、ありがとうございました!
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Magic Earはかなりユニークですね。ダイアフラムの構造に特徴があるメーカーはいくつか見掛けますが、形状を変えるメーカーは私が知ってる限りでは初めてかと思います。
Comment by Fine — 2009 年 1 月 19 日 @ 11:01 PM