Focusriteとの共同出店ブースだったNOVATION。AES発表(現在発売中)の限定カラー以外目新しさのない印象だったものの、ProTools上のAutoMapサーバーの動きがいつもとどことなく違う。展示されていたNOCTURNをいじった瞬間、圧倒的に使いやすく自由度の高まったAutoMap PRO(Ver3)がその真価を発揮してくれました。

まず大きな要素としてMixerブラウザー、FXブラウザー、そしてUserブラウザーの3機能が追加され、これまでのInstruments中心のプラグインAutoMapに大きく幅が生まれました。特にMixerブラウザーはNocturnのようなプラグインOnlyだったコントローラーでもProToolsを含めたDAWに対してトラックの選択やパンニングなどといったアクセスが可能となります。そしてFXブラウザーはInstruments同様に各トラックにインサートされたエフェクトプラグインを任意に呼び出し、AutoMapを使ってコントロールすることを可能とします。またAutoMapに対して最も意見の多かった各パラーメーターの配置に関しても、マウスドラッグのみで自由に入れ替えが可能となり、より実践的な仕様にブラッシュアップされています。

最後にUserブラウザーについて。これはAutoMapではなく任意のMIDI CCをアサインすることによって自分だけのコントロールテンプレートを組むという、最も可能性を秘めた機能です。自動マッピングが売りの製品ではありますがこのようなアプローチも可能となるとますますコントローラー業界でNOVATIONの地位が一歩高まった印象です。AutoMap PROへのアップグレードは一週間以内に発表予定!! もちろんフリーアップデートですのでご期待ください!!

NOVATION

NAMM2009 クイズde Showレポート 3日目クイズ F

問題

パラメーターを適切なMIDIコントロール端子に自動的に割り当てるNovationが開発した技術は？

答え(お申し込みは答えをクリックして下さい)

(1)：Auto Mod

(2)：Google Map

(3)：Auto Map

製品ページに書かれた申し込み方法をよくご確認のうえ、ご応募下さい。皆様のお申し込み、お待ちしております！