2009.01.17

Rupert Neve Designs

待望のフル・ラック筐体のアウトボード・ラインがデビュー! 第一弾はDigidesign PREプロトコルにも対応した4chリモートHAです!!!

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Melbourne(BCM-10)スタイルのフル・アナログ・コンソール:5088が注目を集めるRupert Neve Designs社から、アウトボードの新ラインが発表されました。今回初めて披露された「Fidelis」シリーズは、同社初のフル・ラック筐体のアウトボードです。

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Fidelisシリーズの第一弾としてリリースされるのは、4ch仕様のリモート・マイク・プリアンプ・ユニット。Porticoシリーズの5012/5016をベースとしながらも、内部の設計は完全にリファインされ、よりクリアなサウンドを達成しています。

パラメーターは至極シンプルですが、Rupert Neve Designs独自の“Silk”というスイッチにより、音のキャラクターを微妙に変化させることが可能。具体的には、倍音成分を付加することで音を変化させているとのことで、その加算量は4種類の中から選択することができます。もちろん、“Silk”スイッチを無効にすれば、倍音成分は一切付加されません。

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リモート・コントロール機能に関しては、まだ未確定な部分も多いとのことですが、Ethenetを使ったMIDIコントロールになるだろうとのこと。Digidesign PREプロトコルにも対応予定とのことで、Pro Tools/ICONユーザーにとってはまた1つHAの選択肢が増えることになります。

春頃には出荷されるというFidelis 4chマイク・プリアンプ・ユニット。気になる価格は、日本では40万円前後になるだろうとのことです。今後、EQやコンプレッサー/リミッターなど、様々なバリエーション・モデルの登場に期待したいですね!

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NAMM2009 クイズde Showレポート 2日目クイズ C

問題
“Silk”スイッチがサウンドを変化させるために付加している成分は?

答え(お申し込みは答えをクリックして下さい)
(1):オクターブ
(2):長3度
(3):倍音

製品ページに書かれた申し込み方法をよくご確認のうえ、ご応募下さい。皆様のお申し込み、お待ちしております!


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2009.2.2、コメントの受け付けは終了致しました。感想、ご意見をお寄せ下さった皆様、ありがとうございました!

  1. デザインが違うので別のメーカーかと思ってしまいました。

    Comment by Fine — 2009 年 1 月 17 日 @ 9:20 PM

  2. NEVEに見えないデザインですね。
    4chマイクプリも良いですが,
    Fidelisシリーズのチャンネルストリップに期待です!

    Comment by nobe — 2009 年 1 月 17 日 @ 10:43 PM