続々と新製品情報やソフトウェアのアップデート情報満載のAvid。外も暑いがブースも負けじとアツいです!新商品が盛りだくさんのNAB 2015 Avidブースは来場者で溢れていました。そしてさらなる新製品を発見です。
今回、Avid Connectで一瞬だけプレゼンに現れたSurround Pannerの実機を発見!日本ではすでに展示会で登場していたVMC-102が並んでラックマウントされていました。
展示の周りは人が絶えず詳しく見ることができませんでしたが、どうやらAttentionボタンでマスター・モジュールにフォーカスしたトラックをジョイスティックでコントロールできる模様です。今まではサラウンドのオートメーションを書き込む際、マスターモジュールのタッチセンスを指でなぞって書き込むという感じでしたが、ジョイスティックの登場でよりコントロールしやすくなりました。レイアウトもジョイスティックの横にオートメーションボタンはもちろん、SoloやMuteボタンなどすぐにアクセスできる位置に配置されていますね。
モニターコントロールにVMC-102が配置され、マルチチャンネルモニターコントロールもデジタルで接続されています。
ラックマウントされたANDIAMO.MCでコントロールされているわけですね。
ラックには他にもモニターコントロールの機能を搭載したDigital Audio DenmarkのAX32やArinnov AudioのD-Mon 8が。これらはEuConの機能を使用してEtherでコンピューターと接続され、それぞれの専用コントロールソフトが起動するようです。
今回の目玉として発表されたVENUE S6Lももちろん展示されています。現地ではフライトケースに入れられ、まさに現場で使用できる状態での展示でした。S6 Surfaceに搭載されているDVIポートからディスプレイをさらに拡張して展示。S6に搭載されているディスプレイはタッチディスプレイですが、画面サイズは12.1インチ。このようにディスプレイを拡張して、リハーサル時のみ使用するというのもいいですね。
手前にはラップトップのMacの姿も。Thnuderbolt Optionカードを拡張してMacを接続すればVertual Reheasalや収録なども簡単にできますね。
Mojo DXおよびNitris DXの後継機として登場し話題騒然になっているHDx IOも展示がありましたが、こちらは商品の展示のみ。動作しているところは見られませんでした。まだリリース時期が半年ほど先ということなので今から楽しみですね。なお、フロントに搭載されているディスプレイは1080HD解像度のLCDディスプレイとのことです。
また、ISIS1000の展示ブースも人であふれていました。やはりエントリーモデルということで話題になっているようです。もちろん、ISISファミリーの一員なので一般のNASのように、一つのワークグループでのみマウントできるわけではなく、ワークスペースを分けることで一つの筐体で複数のワークグループがマウントできる領域を分けられます。これはISISファミリーならではですね。
なお今回Avid Blogにて情報が公開されたPro Tools | Control iOS Appは展示無し。実物を触りたかったのでとても残念でした。
機能としては、トランスポートはもちろん、パラメーター編集、チャンネル・ストリップ・コントロールなどが標準搭載され、一部有償で機能を追加できるとのこと。今までS3やArtist Mixはトランスポート・コントロールしにくかったので、ぜひ併用したいですね。
簡単なセッションナビゲーションも可能ということで、どの程度できるかわかりませんが、もしかしたらボーカルなどのオーバーダビング時にブース内から自分でコントロールができるかもしれませんね。Coming Soonとのことなのでリリースが待ち遠しいですね。
Writter Y.Maeda
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