NAB 2015 ではなんと16もの新製品を登場させたBlackmagic Design。やはりその勢いは留まるところを知りません。さすがに一気に16製品は紹介しきれないので第一弾として、注目度の一番高かったカメラ関係をご紹介します。
一番の注目はこちらのURSA miniシリーズ。すでに販売中のURSAシリーズも高い人気で、会場内でも撮影のために担いでいる方を多く見るカメラですが、そのminiバージョンが登場。
Super 35 センサーでもちろん4K60p対応、15stopのダイナミックレンジ、5inchのView Moniter、記録は DualのCFastに12-bit lossless CinemaDNG RAWもしくはProResでの収録となっています。ハンドヘルド可能な重量に抑えられているというのもポイントでしょう。
価格は$2,995=¥365,800!ということで驚きの低価格!…と思いきや、URSA VLock Battery Plate(¥11,980)、URSA Shoulder Mount Kit(¥42,980)、Blackmagic URSA Viewfinder(¥182,800)などの総額23万円強のアクセサリーは別売ということです。
更に、新開発となる4.6Kのセンサーを搭載したモデルも準備。びっくりするほどの高画素数にはなっていませんが、それでも4kで仕上げる際にクロップが出来る画素数には間違いありません。純正のオプションとしてView Finderも同時にリリースされています。これはURSAと共通とのこと。
この4.6kのセンサーはURSAにも搭載することが可能です。既存のユーザーに対してはEF MOUNTは$1995、PLマウントは$2495での交換を受け付けるということです。
そして個人的にも大注目なのがこちらのMicro Cinema Camera。1K収録では有りますが、このサイズは非常に魅力的。お値段も$995とこちらも魅力的ではないでしょうか。そして、Pocet Cameraとの最大の違い場PWMによるリモートが可能だということ!!これはGoProとの比較としてもいいでしょう。ヘリなどで飛ばした際に、カメラの制御を行うことは高価な機材と大型のヘリコプターを使わない限り難しかったのですが、このカメラならばサーボを追加するだけでそれを実現してしまいます。PWMなので、普通のプロポとサーボのセットがあればOKということですね!!最大で4chの信号を受け取れるということなのでいろいろなことが実現可能です!!
しかもこのサイズで12bit RAWの収録も可能というのが一つ上のクラスであることを感じさせます。サイズがどれくらい小さいかといえば、発表の時にも会場の笑いを誘ったこの写真位小さいんです。
実機だとこのような感じ。写っている手と比較してもらえばわかりやすいでしょうか。
そしてもうひとつの新製品がその上に写っているView moniter。来ればBlackmagic版のATOMOSと言ったらら判りやすいでしょうか。View MoniterとRecorderが一体化した機器です。製品名はVideo Assist、お値段$495です。液晶パネルはしっかりとFull HD解像度、Recorder部分はPro Res HDもしくはDNxHD対応ということ。
やはりこのカメラはドローンと組合せて飛ばして撮影するのが本来の姿と思います。実際ブースでも2台のMicro Cinema Cameraが空を飛んでいました。
そしてそっくりの見た目ですが、4k対応したMicro Studio Camera 4Kも登場。こちらはrecorderなしのStudio Cameraのシリーズ。小型なので、セットの中に隠したり取ったことが簡単に行えるというメリットがあります。小型ながら4k対応、しかも接続は12G SDIなので同軸1本で吸うでしまうというメリットを持ちます。
Blackmagic Designのレポート第一弾はカメラでした。後は、コンバーターとスイッチャーとDavinch,Fusionのソフトウェア。次のレポートをお待ち下さい!!!
Writter Y.Maeda
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