次の世代へと変化を続けるDOLBYはProceed Magazineなどでもお伝えしているように、新しい立体音響の技術であるDOLBY ATMOS、そして映像のDOLBY VISIONを進めています。
そのような流れの中 DOLBY AC-4が発表となっています。まさに次世代の音声フォーマットとなるべくリリースされたAC-4はその中らもわかるようにAC-3の後継として開発されたそうです。
圧縮率の高いAC-3の音質には十分に満足していなかったということで、DOLBY ATMOSや次世代の音声のベースフォーマットとなるべく開発が行われたということ。すでにDOBY ATMOS HOMEは既存のDOLBY DIGITAL+、DOLBY TRUE HDでの配信が行われていますが、それらの次の世代の技術だと話を聞くことが出来ました。会場ではホワイトペーパーを手に入れることが出来ませんでしたが、後日頂けるということでしたので、またどこかでこのAC-4に関しても詳細にご紹介出来ればと思います。
また、壁にはATSC 3.0の文字も有りました。これはアメリカにおけるテレビ地上波の規格の名称。次世代のATSCフォーマットにはこのAC-4が採用されるということでしょうか?この部分は明言をしていなかったのではっきりとしませんが、一つの流れとしてははっきりと存在するということでしょう。
DOLBYの進めるもう一つの軸がこちらのDOLBY VISION。デモブースも有りその注目度の高さはさすが。筆者も何度か体験をしているのですが、ハイダイナミックレンジ(HDR)処理によるその再現性は従来の映像を完全に凌駕した物。そしてDOLBYの独自の技術により、従来のTVで再生も出来るように後方互換性をもたせた全く新しいフォーマット。こちらも着実に進化を続け、リリースのタイミングをうかがっていることがわかります。その詳細は、IBC 2014のレポートに詳しく有りますので、是非そちらもご参照下さい。
Writter Y.Maeda
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