皆さんお待ちかね!AIRA MODULAR Effects4機種の動画を撮ってきました!さらに興味津々の「サブモジュール」のEditor Appの新情報もあります!まずはRPG COMPANY PRODUCT MANAGERの Veijo Laine氏によるプレゼン動画を御覧ください!
サブモジュール専用エディター「AIRA ModuLar Customizer」
まずAIRA MODULAR Effectsは4種類あります。(順不同)
1「BITRAZER 〜モジュラー・クラッシャー〜」
2「DEMORA 〜モジューラー・ディレイ〜」
3「TORCIDO 〜モジュラー・ディストーション〜」
4「SCOOPER 〜モジュラー・スキャッター〜」
これらはデジタルエフェクターであり、専用のEditor App「AIRA Modular Custoizer」を使えば内部のヴァーチャルパッチングを自在に変更でき、保存と呼び出しが可能になります。
そして4つそれぞれが「サブモジュール」と呼ばれるDSPバーチャルモジュールを使用することができます。サブモジュールは全機種共通で15種類あり、本体内に6つまで使用(パッチング)することができます。
15種類のサブモジュール
1. LFO
2. ADSR
3. NOISE
4. SAMPLE & HOLD
5. RING MOD
6. FILTER 6dB
7. FILTER 12dB
8. TONE
9. AMP
10. MIXER
11. STEREO MIXER
12. CURVE CONV
13. GATE DIVIDER
14. TRIG TO CV DELAY TIME
15. MIDI CLOCK TO GATE
そしてそのパッチングも「AIRA Modular Customizer」で行うことができます。写真ではSCOOPERの上下左右に6つの空きスロットがあります。ここに15種類の中から任意の6つを選んで埋めていきます。
パッチングは簡単。outからinへカーソルをドラッグするだけです!パッチング先には緑の四角がでるので分かりやすいですね。
本体に赤字で「GRF」と表記されいつ6つのツマミとボタンは「AIRA Modular Customizer」内での自由なパッチングによって、任意のパラメーターを割り当てることができます。またツマミは96kHz/24bit処理で動作するので抜群の表現力。
「Editorの設定はRemote In端子に直挿しで反映!
例えばiPhone6やmacbook airのヘッドホン端子をAIRA MODULARのRemote In端子にパッチングするだけでOKなのです。もう本当にアナログかデジタルかという概念が頭の名から消え去ってきました。全てを包括するAIRAのコンセプトはやはり凄い!これも企画や営業の方の情熱と、開発陣の技術力が結集し、最高の結果として出ている証ですね。国内メーカーがこれだけのことをこの短期間にやってのけたという事実に目頭が熱くなります。
DEMORAのフィードバックとTORCIDOのLow Boostイイネ!
デジタル・ディレイDEMORA、もう勝手にハイレゾ・ディレイと呼びたくなるほどの高精度かつクリアなサウンドのディレイ。最大のポイントであるディレイタイムが20マイクロ秒~10秒までの範囲を持っており、動画でも3:30あたりから極悪なフィードバックサウンドが飛び出します!テーブルトップとしても使えるので、LiveやDJの現場で持ち込む人も出てくるでしょう。ツイーター飛ばさないように気をつけて!!
そしてTORCIDOのディストーションの質感も良い感じです。これは非常にアナログ的な温かみがありますね。生々しいオシレーターのサウンドと相性が良さそうです。そして「Low Boost」が付いているところもナイス。音痩せの心配がありません。こちらのサウンドも動画で確認できますので、ぜひチェックしてみてください!
いやはや、AIRAは常に期待の斜め上空3000フィート辺りを攻めてきますね!
今後にも期待大です!
Writer:ACID渋谷
musikmesse1日目のAIRAレポートはこちら。
SYSTEM-1mやSYSTEM 500シリーズの動画を合わせてご覧ください!
Musikmesse 2015 Day 1:Roland AIRA (1)
Musikmesse 2015 Day 1:Roland AIRA (2)
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