ELEKTRONブースにはいつもの如く、クールなサウンドと人だかり。お目当はもちろんOVERBRIDGE!Analog Four、Analog KEYS、そしてAnalog RYTMとDAWをシームレスにリンクするシステム!今回はmusikmesse2015の会場ではOVERBRIDGEの中でも注目のVSTiの一部が披露されました。
おなじみのデモンストレーターがAnalog KEYSとmacをUSBケーブル1本で接続しています。ここまでは珍しくありませんが、ableton Liveを立ち上げ、なんとVSTiとしてAnalog Fourがインサートされています。つまり史上初めてのリアルアナログマシンをVSTiとして使用できるのです。
ELEKTRON MACHINEのパラメーターのエディターがこちら(@weareelektronから転載)。まだ完成版ではないとのことですが、非常にわかりやすく優れたデザインですね!
ELEKTRONは直感的に操作できるので小さなディスプレイでも不住はありませんでしたが、複数のパラメータの詳細が同時に見れるのは非常に嬉しい!
この画面ではAnalog Fourのオシレーター1はフィードバック、そしてオシレーター2は三角波がアサインされているのがわかります。
そしてフィルター1がローパスフィルターで、フィルター2にバンドストップフィルター(ノッチフィルターの事)がアサインされ、LFOにはサイン波が割り当てられています。
しかもツマミのポイント表示や数値など、現在の設定が手に取るようにわかりますね!素晴らしい!そして単純にかっこいい!
そしてこれらの設定はもちろんプロジェクトとして保存でき、プロジェクトがロードされるとハードウェアの設定も自動的にロードされます。
そしてAnalog Fourの4ボイスサウンドをそれぞれパラで取り込んだり、DAW上で生成したサウンドをAnalog Fourのエフェクターやフィルターに通すことも可能。Analog Fourはオーディオアウトの端子もハイクオリティでしたが、USBケーブル一本で別のオーディオインターフェースを介さずにオーディオの送受信ができるのは素晴らしいですね。音質の変化にいちいち頭を悩ませずに済みます!
そして待望のパプリックオープンベータは2015年5月リリースを予定。まずはVSTiフォーマットが試せる模様。
そして夏にはOVERBRDIGE1.0がリリース予定。こちらにはAUフォーマットも含まれています。
さらに秋にはPattern/Song editingなどを含んだOVERBRDIGE1.1がリリース予定ということで、バッチリスケジュールが組まれているようです!
大いに期待して待ちましょう!
Writer:ACID渋谷
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