高品質レンズでおなじみのZEISSブースでは、Super35センサーを搭載した各社の最新の4KカメラとCP.2 Compactズームを組み合わせて展示、ATOMOS SHOGUNを外部モニターとして設置し、その写りを確認できるようにしていました。
概ね標準ズームがマウントされていましたが、ARRI AMIRA、Panasonic varicam35、Sony FS7のどのボディとも非常にバランスの良いサイズ感だと感じます。
なお、CP.2 Compactズームには、15〜30mm / T2.9、28〜80 / T2.9、70〜200 / T2.9と有り、これらはそれぞれ4Kを前提とした新しい性能基準に対応したシネズームとなっているうえ、交換可能なマウントシステムを搭載している為、DSLRからシネマカメラまで幅広く柔軟に対応可能となってます。
スチールで言う、35版フルサイズセンサー(36x24mm)での撮影に最適化されているものの、そのイメージサークルの直径は最大43mmとなっており、RED DRAGON®にも対応しているとの事。
映像のフォーマットが4Kになる上で、その高解像度を活かすためのレンズの更新の必要性、レンズ選択の重要性が叫ばれているところですが、機材のグレードアップや、現在のHD機材からそのうち4K対応をしようとお考えの方にはベストなレンズ群ではないでしょうか。NAB会場でもカメラの新製品も多いのですが、実際のユーザーの興味はレンズの方へシフトいているという空気を感じます。カメラ自体はすでに機能としては十分。しかし4Kとなると今まで以上にレンズの差がはっきりと出るということではないでしょうか。
Writer : Toshima
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