dbxのNAB 2015ブースでは、アメリカ国内で3月に出荷開始したばかりのチューブマイクプリ・チャンネルストリップの676を展示。
12AU7管搭載のハイゲイン、クラスAのプリアンプセクションはクリーンサウンドと歪みを付加するダーティーなサウンド作りにも対応。同社162SLで評判のCompressor/Limiterセクション、3バンドパライコを組み込んでします。
フォン/XLR入出力に加え、フロントパネルにはinstrument入力とサイドチェインインサートを備え、マルチファンクションを持つ大きなVUにより、正確な入出力のレベル調整が可能です。
Compressor/Limiterセクションは、dbx独自の機能であるAutoVelocity™ manual、OverEasy® モード、PeakStop™ リミッティングアルゴリズムを搭載し、柔軟性あるダイナミクスのコントロールが大きな特徴になっています。米国では$999.95とのこと。
また、先日の NAMM2015 で発表されていた500シリーズもラックマウントされ展示中。ラインナップは
・560A Compressor/Limiter ($399)
・530 Parametric EQ ($399)
・580 Mic Pre ($499)
・520 De-Esser ($299)
・510 Sub Harmonic Synth ($299)
(カッコ内は米国での価格です)
同社120Aなどでおなじみのサブハーモニック・シンセサイザーですが、低音域増強としてDJにも人気の製品が500モジュール化しており、DJの現場に限らず、スタジオベースでも低音作りに一役立ちそうです。
Writer : Tsuneyoshi
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