収録現場で大人気のtimecode buddy社から大注目の新製品「WAVE」「PULSE」の2製品が登場。これまでもレポートの中で紹介してきましたが、timecode buddyはTCとGENLOCKをワイヤレスで伝送するシステム。そのすぐれた機能を更に拡張するのがWAVEです。
なんといっても注目はこのDATA port。本体側はこのような形状なのですが、反対側はUSBとなってRecorderへ接続されます。現時点ではSound Devices社の788T,688,664,633が対応機種となるのですが、それらのレコーダーとの組合せで双方向のデータ通信を実現しています。
このようにWiFi出接続されたiPadから各トラック名の入力、タイトル等のメタデータが双方向にやりとりされるのです。この双方向というところがポイントで収録時のテイクデータ等がiPad側にも残るということになります。これをdataとして書き出して編集時にテイクノートとして活用が可能!!レーティング等も入力することが可能なので、非常に便利に活用できること間違いありません。機能としては存在していても本体側では操作する気に鳴らなかったトラック名などの情報入力もiPadならばはるかに快適です。そして、カメラ側にもtimecode buddyからTC,Genlockを供給すれば有線での接続なしに、TC同期をした収録が行え、カメラ用のWAVEと言えるPULSEを使用すれば、テイク管理なども共通化出来るという大きなメリットを現場にもたらします。
このような無線対応の機器で一番気になるのが、国内でその電波が飛ばせるのか?というところ。timecode buddyは日本初上陸の際にその苦労を味わっているため、WAVE,PULSEははじめから技適マークがついています!!!海外製品としては画期的なことではないでしょうか。
是非ともマルチカムの現場で使ってもらいたい素晴らしいシステムです。非常に小型なのでカメラや、レコーダーに抱かせてもそれほどじゃまになりません。是非とも一回お試し下さい。夏までには出荷ができるとの話でした。
timecode buddy
Writter Y.Maeda
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