RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013
高品位なAD/DAをリリースするLavry Engineering。今回残念ながら新製品はありませんでしたが、AES 2012で発表されたLATENCY KILLERが注目を集めています(ラック下から2番目)。
LATENCY KILLERは、DAWでのレコーディング時に発生するレイテンシーを起こさないために使う機材。マイクやギターなどの録音ソースとA/Dの間にインサートして、そこからモニター用の音を取ります。
昨今のオーディオI/Fに付いているダイレクトモニタリング機能はどうしても一旦音がA/D→D/Aされてしまうので僅かながらレイテンシーが生じています。そこで登場するのがアナログミキサーを音源とI/Oの間に入れる方法。
例えば歌を録音するとき、マイクとオーディオI/Oの間に小型ミキサーを入れ、そこから歌声と伴奏を同時にボーカルに送りますよね。でもせっかくの名演もその小型ミキサーでオーディオクオリティを落としてしまっては台無しです。かといってモニターのためだけに数十万円から数百万円の卓を買う出費はできない…。そこで登場するのがこのLATENCY KILLERです。Lavry Engineeringが持つアナログ技術の粋をつぎ込み、音の劣化を極限まで減らしています。
レコーディングスタジオの必需品の一つとして、LATENCY KILLERは現在シェアを拡大中です。次回の展示会では新製品を見せてくださいね!
Lavry Engineering LATENCY KILLER
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