RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013

KAWAI

NAMM発表のVPC-1が待望の国内発売決定! MIDIキーボード史上最高のタッチ、ソフト音源に徹底特化した至高のマスターキーボードがここに誕生!!


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国内メーカーらしく和を全面に打ち出したKAWAIブース!  やはり話題はNAMM発表時から大きな話題となっていたKAWAI初のMIDIマスター鍵盤『VPC-1』待望の『日本国内発売決定』!   コントロールノブなどは要らないから最高のマスターキーボードが欲しいと思っていた全ての方に送りたい至高の88鍵盤、ここに誕生です。

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国内だけでなく海外でも鍵盤タッチで絶大な支持を誇るカワイ木製鍵盤。(ステージピアノMP1が『MUSE』のメインキーボードとして愛用されている事なども有名ですね。) これまでKAWAIの木製ハンマーアクション鍵盤と言えば安くても30万円以上のモデルしか存在せず、このタッチを制作現場で使えたら…という要望を店頭デモ多くいただいていました。その声に応えるように制作されたVPC-1。今回はその特徴を伺ってきました!

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●支点の違い、カウンターウェイト…etc。グランドピアノと同等の引き心地を完全再現

まず最大の売りである鍵盤構造ではグランドピアノと同じ材質と構造を採用。中でも着目したいのが黒鍵と白鍵で異なる支点位置の違いです。黒鍵の奥をおさえたときの自然な引き心地はこれまでの所謂『MIDIキーボード』では得られなかった感動と言えるでしょう。

そして『弱く弾いたときは軽く』押し込まれるカウンターウェイトの採用は鍵盤をおした瞬間に驚きとなってかえってきます。VPC-1の上質なタッチは本当の意味で『MIDIキーボード』と『グランドピアノタッチ』の境目を無くす最初のプロダクトと言えます。

●MIDIキーボード初の3センサー採用、止音位置、クリック感によるコントロールまでも完全再現

一般的なON/OFFの2センサーではなく、3センサー検出により音が途切れない同音連打を実現。しかもグランドピアノと同じく音が止まる鍵盤の位置までも再現することで滑らかなレガート奏法を実現。またグランドピアノ弱いタッチで弾いた時に感じる『クリック感』までも再現する事で弱打演奏のコントロールも容易です! 水分子だけを吸収する鍵盤表面仕上げやアイボリータッチも高級感に華を添えます。

●これほどの違いが出るのか!! 著名プラグイン専用のベロシティカーブでソフトウェア性能を最大限に発揮!

VPC-1の大きな特徴であるVPCエディター。複数のタッチカーブを保存出来るだけでなく、タッチカーブラーン機能でカーブを自動生成し、なおかつ各鍵のベロシティまでも調整可能。どこまでも追い込めます。

しかしVPC-1の魅力は、IVORY ⅡやPIANOTEQなどに最適化されたベロシティカーブが用意されている点です。この違いは弾いてみた方しかわからないと思うのですが、IVORY Ⅱの開発スタッフらが実際にこれまで最適だと思っていたマスター鍵盤からVPC-1で作成したベロシティカーブを元にVPC-1で演奏を行ったところ、そのサウンドと鍵盤の一体感、ダイナミックレンジの違いに驚いたという話も伺う事が出来ました。メーカーと共同で組み上げた最高のベロシティカーブと妥協の無いソフトウェアインストゥルメントから生み出されるサウンドはもはや一つの『楽器』となって受け止められるはずです。

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本物を思わせるデザインと仕様を備えながら20万円を大幅に切る想定売価でリリース予定との事ですので発売が待ちきれません!  Rock oN CompanyではVPC-1の国内出荷開始次第展示予定ですので、史上最高のマスターキーボードのタッチを確かめに是非ご来店下さい!!

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